今日は一年の前半の終わり。夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)が行われる日です。茅の輪(ちのわ)をくぐって半年分の穢れを清めたりとか、形代(かたしろ)もしくは人形(ひとがた)という人の形をした紙に息を吹きかけて、身代わりとして災いを移したりとか、そういったおまじないをする日です。この手のおまじないは、もちろん迷信ですが、世界中で行われてきたことでしょう。基本的に何か災いがあった時に、それをこれからの大きな災いの前兆と捉えるか、大きな災いを起こさせない為の厄落としとして考えるかは、各人の性格による部分が大きいと思います。「今日はこれからの長い未来の第一日である」−これは私のかつての同僚の言葉です。彼はアメリカ人だったか、イギリス人だったか、東欧人だったか、定かではありませんが、とてもインターナショナルな心を持った友人でした。そして彼はとても優秀なトレーダーであり、素晴らしいビジネスパーソンでした。
明日から今年の後半が始まります。マネックスにとっては色々なことがあった半年間でしたが、これからの半年は更にもっと色々なことがあるでしょう。これからも前向きに取り組んでいきたいと思います。