6月だというのに台風が既に2つも上陸しました。妙な天候です。最近の東京の空を見ていて、地表は初夏の暑さでありながら、高い空にはいわし雲が棚引いていて秋の空のようであり、変だなぁと思っていたのですが、そのことと関係があるのでしょうか。
初夏のいわし雲は今の東京だけの現象と思いきや、金沢の知人からも同様の報告があったので、全国的な現象なのでしょうか。いわし雲を作るような高気圧配置が、台風が通過する道を日本列島の真上に開けているのでしょう。最近の東京の雲は、上層と下層とで違う種類の雲が併存しているのもよく見かけます。大体そういう時は、下にある雲は忙しそうに流れています。小さい頃は、ゆっくりと雲を眺めていることがよくありました。特に彩りが刻々と変化していく夕焼け雲や、急速に形を変えていく雨雲を見ているのが好きでした。雲だけをずっと見つめていられたあの頃の感受性は、もうこの歳ではないでしょうか。しかし感受性は育むものだとも思えるので、訓練次第では復活もするし、伸ばせる気がします。今度頑張って雲と睨めっこをしてみようかな、と思うだけで、もう楽しくなってきました♪