松本大のつぶやきの記事一覧
相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。
毎週金曜日更新
若さ
「一生の中で今日が一番若い」ー尊敬する同僚の言葉。心に染みます。若者にも示唆の多い言葉ですが、ベテランの心にも刺さります。何かを始めるなら今。いつかやろうと思うなら今。出来るかどうか迷ったら今やってみる。しかし、デフレ的な環境に長くいると、こういった...
円安に目覚めない日本
金曜日に書いた協調介入に関するつぶやきの題材である「日米協調介入の議論を日米財務相会談で話した、アメリカ側は前向きなトーンだった」という内容のニュースは事実に反すると、財務省幹部が匿名で語ったとの新しいニュースがあり、これはオリジナルなニュースと同様...
協調介入
一部報道によると、日米財務相会談(鈴木財務大臣とイエレン財務長官ですね)の際に最近の急速な円安についても議論がされ、ドル売り円買いの日米協調介入についても協議がされ、日本政府関係者は「アメリカ側は前向きに検討してくれるトーンだった」と云ったとのこと。...
ディナー
昨日も書いた「リオープン」。通常の活動を気を付けながら進めていこう、という話ですが、早速昨晩、或るディナーを行いました。こぢんまりとしたレストランを借り切ったのですが、参加者は全員、来店したら先ずは新型コロナウイルスの抗原検査。その陰性が確認出来たら...
リオープン
私はヒューマンライツウォッチという人権NGOの、グローバルのバイスチェア、並びに東京コミティのチェアをしているのですが、昨晩3年ぶりに、年に一回その活動をサポートして下さってる方々を集めてのアニュアルディナーが、物理的に開催されました。もちろん様々な感染...
失言
失言とは、元々思っていなければ出ない言葉なので、「失」=うっかり出るのではなく、出るべくして出る言葉なのだと思います。そもそも言葉をTPOで使い分けるなんて器用なことは出来る由もなく、普段から思っていることは云う、云えばそれに対してフィードバックがある...
価値観の振れ幅
たかがテレビドラマのことを書くのも憚られますが、帰国早々に観たNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」での、佐藤浩市演じる上総広常が斬られる場面は、政治とは何かということを思い知らされる内容で、頼朝の人物像や佐藤浩市の演技と相俟って、後味が悪いとは云わないま...
帰ります
一週間の出張を終え、これからニューヨークを発ち、帰ります。ニューヨークに来ると、姿勢が前向きになり、仕事をしにこの場所に居る、という雰囲気になります。もちろん東京に居ても、常に前向きでやたら仕事してるのですが、プレッシャー感がニューヨークの方がかなり...
ニューヨークのつくし
今日ニューヨークで、17年ほど前に当社で学生アルバイトをしていたA君に会いました。A君とはいってももう40歳で、白髪があり、しかし学生の頃と全く変わらないキュートな笑顔を炸裂させていました。某大手商社に勤めており、これが2回目のニューヨークで、すでに4年ほど...
力の源泉
毎日ニューヨークの話で恐縮なのですが、今日、仕事の隙間にほんのちょっと時間があったので、ソーホーやヴィレッジの辺りを歩きました。すると、初めてニューヨークに来た頃の記憶が甦りました。いや、というかその頃と同じニューヨークにまた会いました。ひとことで云...
明日は頑張ります
ニューヨークでの一営業日目が終わりましたが、実に満載でした。私は日本に居ても、毎日常にパンパンに色々なことを詰め込みますが、それを遙かに超える密度と量でした。或いはそのように感じました。たまたまなのか、そういう街なのか、私自身が一杯抱えて持ち上げよう...
今のニューヨーク
土曜日に羽田を発ってニューヨークに来ました。今週はこちらで仕事します。ニューヨークはもうほとんどコロナは意識的に乗り越えたようで、街でもビルの中でもマスクはしていないし、神経質にアルコールで手を拭くこともなくなり、一方地下鉄の中は様々なコミュニティー...
マイアミ・ブル
ニューヨーク、ウォールストリート近くに「チャージング・ブル」という有名な雄牛(ブル)の銅像があります。英語では強気相場のことをブル相場と云うので、これはアメリカの株式市場の強さを表現した銅像です。制作者のディ・モディカによると、1987年のブラックマンデ...
春全開
先ほど足がつりました。正確には左脚の指が全部つりました。中々直らなくてうなっていたら、やはり水分を摂るべきということでミネラル飲料を飲みました。グビグビ。あっという間に1本飲んだので、今度は水を。ぐびぐびぐび。足が直っただけでなくて、目の周りとか視界...
インフレの特性
インフレが遂に日本にもやって来ています。エネルギー高、食糧高、そして円安。インフレは、忘れた頃にやって来る。世界は有史以来、例えば100年単位で見ると明らかにインフレを続けて来ましたが、もう少し近視眼で見ると、10年単位の長い期間デフレや価格安定期が続き...
パッション
彼の人生で私が一番長い知り合いである親友が、彼がパッションを注ぐ仕事をアメリカで追求出来るビザを獲得しました。苦節何年だろう。パッションを追い掛けるのは強烈なエネルギーを必要としますが、そのことによって自らに蓄えられる資本(英語ではHumanCapitalなんて...
事実を知る責任
ウクライナ、キーウ近郊での惨状の報告が酷いです。文字通り、耳を疑うような話ばかりです。本当の事実を正確に知る責任が、私たち人類にはあると思うので、人類としての独立した調査団の組成と調査の実施ーそれは簡単なことではないかも知れませんがーを望みます。この...
新入社員と新成人
今日、9人の新卒社員が入社し、入社式を執り行いました。35年前の今日、私は今の当社オフィスがある同じビルの9階にあったソロモンブラザーズに出社し、入社式に出席したことを克明に覚えています。あの日、ワクワクしながら出社しましたが、今日も私はワクワクしながら...
年度末に思う
今日で今年度が終わります。案外忙しい一年でした。コロナ禍で大変でしたが3回ニューヨークに出張し、3回隔離を行い、マネックスグループとしてはトレードステーショングループのNYSE(ニューヨーク証取)へのde-SPAC(既に上場している特別買収目的会社=SPACと合併...
モデル化
昨日、アーティストの方と会いました。既に存在する作品に関して、或ることをして、それらを全てNFT化したいという話でした。このようなモデル化というか、新しいスタイルを作るのは、とても意味のあることだと思います。芸術に限らず、例えばトレーディングや運用の世...