土曜日に羽田を発ってニューヨークに来ました。今週はこちらで仕事します。ニューヨークはもうほとんどコロナは意識的に乗り越えたようで、街でもビルの中でもマスクはしていないし、神経質にアルコールで手を拭くこともなくなり、一方地下鉄の中は様々なコミュニティーが交錯するのでウィルスが混ざって拡散するリスクが高いと考えるのか、過半の人がポケットからマスクを出して付けていて、コンサートも主催者の判断でマスクをさせたりさせなかったりで、要は意識的に乗り越えて、画一的な命令を受けて動くのではなく、ノーマルに人それぞれが判断して動くようになって来ているように見えます。

一方感染者数はそれなりに未だあるようなので、いわゆるコロナ共存的な道を選択したのでしょう。握手も普通にするので、私はちょっとビビりますが、もしかしたら意識的にそうやって乗り越えようとしているのかも知れません。数回握手をしていると、意識が慣れてきます。人間はなべて、慣れる動物なのでしょう。

さて、このつぶやきを書いている今、ニューヨークはまだ日曜日ですが、明日から忙しくなります。世界情勢が激しく質量を伴って動いている今、常に世界の動きの中心のひとつであるニューヨークで、人々の考え方の変化を注意深く観察して、私の頭の中の座標軸も修正をしたいと思います。