たかがテレビドラマのことを書くのも憚られますが、帰国早々に観たNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」での、佐藤浩市演じる上総広常が斬られる場面は、政治とは何かということを思い知らされる内容で、頼朝の人物像や佐藤浩市の演技と相俟って、後味が悪いとは云わないまでも、中々ザラザラとした、印象のとても強いものでした。

ニューヨークで、Web3周りのリベラルな考え方などに触れてきた私にとっては、かなり振れ幅の大きい反対側に近い価値観で、しかし古今東西、人の価値観は十人十色、様々なことがあるのだ、と云うことを再認識させられました。逆に云うと、幅の広い価値観、自分とは違う考え方を、常に摂取しようとしないと、世の中全体は分からないんだ、とも思いました。日々是吸収ですね!