松本大のつぶやきの記事一覧
相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。
毎週金曜日更新
資本主義とは
私は経済学者ではありませんし、そもそも経済学を勉強したことがありません。しかし経済の一主体ではあり、経済と恐らく密接な関係にある資本市場に四半世紀、身を投じてきました。そんな一介の町のエコノマー(?)が思う資本主義について。資本主義の定義とは、或いは...
善光寺
週末に長野まで当社の全国投資セミナーに行ったのですが、少々早めに着くように出て、善光寺詣りをしてきました。前回行ったのは2年前の御開帳の時。その前は遠い遠い大昔のことです。前回は、友人がちょっとツいてなかったので、厄落としをしてあげようと思い立ち、ゴ...
視界不良
どうも視界不良の日々が続きます。マーケットはオーバー・ドース(薬物大量投与)された人が薬が切れると同時に腰が立たなくなるように、どこか妙な弱さを感じます。色々なことが、スパッとしない、そんな感じがします。今日の東京は一時かなり強い雨が降りました。最近...
購買力とは
数日前、アメリカはイエローストーン公園にいた時のこと。アメリカでもかなり田舎の方なので、訪れている観光客は殆どがアメリカ人のように見受けました。時たま東北アジア人を見ると、果たしてどの国の人なのか耳を澄まして聞いてみました。結果は日本語は全く聞こえて...
イナーシャ
このつぶやきを書いているのは昼下がり。成田に着陸してからまだちょうど24時間くらいですが、もう完全に仕事の"イナーシャ"、即ち慣性が付きました。この慣性というものは恐ろしく強いもので、別の言葉で云うと勢いでしょうか、これがあるかないかでタスクの処理スピー...
機内映画
アメリカの往き帰りの機中で、都合4本の映画を見ました。ちょっと観過ぎです。複数観ると、必ずしも印象が薄くなる訳ではないのですが、印象というか私の心の中に反射して生まれた考え方・気持ちが混ざります。一日に複数観てはいけないと昔から思いながら、最近は映画...
彼の地
今、サウスダコタ州にいます。明日には東京にいます。昨日はワイオミング州をほぼ一日で横断しました。ワイオミング・・・人口密度がなんと1平方キロメートル当たり2人しかいないとのこと。本当に何もない地でした。走っても走っても地面ばかり。信じられない自然という...
再会
一昨日のつぶやきに書いた「彼からすると私がこの世で2番目に長く知っている知人に当たる彼」に7ヶ月ぶりに会いました。しかし・・・全く久し振り感なし。理由は恐らくひとつ。彼がほぼ毎日のように近況をブログにあげており、遠くに居ても彼の回りでも彼の中でも何が...
寝不足
渡米する飛行機の中で、寝ずに映画を見たり本を読んでいたものですから、完全に寝不足になってしまいました。東京の時間帯に合わせて、色々とやらなければならないことがあるので、結局は東京時間の夜には寝ないと、渡米初日はこういうことになってしまいます。厳しい~...
夏季休暇
今日から夏季休暇を取らせていただいております。創業以来10年間ほど全く休みを取らなかった気がしますが、ようやく最近取ることが出来るようになりました。・・・と云うとよくあるセリフのようですが、これはちょっと嘘です。取らざるを得ない事情が出来たので取ると云...
変化
「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」(古今集秋歌上 最初の歌 藤原敏行)昨日は立秋でした。歌の世界において、季節の変化はいつも完了形のような気がします。では心の変化はどうでしょうか?心の変化に気付くのは、やはり完了形で...
はなび
花火のシーズンです。小さい頃から花火が好きでした。火遊び全般が好きだったとも云えるでしょう。ロケット花火を二陣に分かれて打ち込み合ったり、ロケット花火を手に持って火を点けて噴射が始まってから大きく投げて、誰が一番高くまで飛ばせるか競ってみたり。あらゆ...
夏が来た
今日はようやく東京にも夏が来た感じがします。立秋が目の前で、しかも台風が連れてきた青空でもあるので、夏秋が行き交う感もしますが、それでもやはり夏らしい感じがしていいことです。キャンディーズの「夏が来た!」は、もう35年も前の曲ですが、あの頃と今を比べる...
介入しました
介入とは、国語辞典によると、第三者・当事者でない者が問題や事件などに関わること、を云います。日銀による円に関する為替介入は、この定義によると介入と云えるでしょうか?本来は当事者中の当事者であるので介入ではないのですが、敢えて介入と云って他人のふりをし...
波の合間に
一昨日のつぶやきで、トレーディングは風力発電のようなものだと書きましたが、この数日を見るとまさにそんな感じがします。アメリカの債務上限問題は、アメリカがデフォルトを起こすなんて誰一人真面目に思っている訳ではなく、あくまでも「ネタ」とは分かっていても、...
丑の日再び
今日は今年の土用で2回目の丑の日です。土用は立秋の前18日間を指すので、その中に丑の日が2回あることは、確率(18-12)/18、即ち33%になるでしょうか?11月に三の酉まである確率は(30-24)/30、即ち20%で、それよりは高いということでしょうか?夏バテは私にとって...
夏の終わり
あと一週間で立秋です。暦の上ではもうすぐ夏が終わる。今年は出だしに猛烈に暑くなり、しかも冷房が自由に効かなかったので、どれだけホットなことになるのだろう、と心配した夏でしたが、いきなり天候が崩れて肩透かしを食ってしまいました。電力不足との関係では良か...
復活の日
小松左京さんが亡くなられた。日本沈没は中々衝撃的な小説&映画で、如何にも東宝らしいプラモデル的な雰囲気の中にも、妙なリアルティのある映画でした。私は3.11の地震の10分ほど前に成田空港に着陸し、地震の瞬間は空港第1ビルのロビーにいて、慌ててビルの外に出る...
夏バテ
夏ばては忘れた頃にやってくる。いつもは梅雨の季節に来る私の夏ばてですが、今年は中々来ない、このまま行けば夏ばてなしで乗り切れる、と思っていたところ、どうやらやはり来たようです。数週間前の一番暑い時には来ないで、梅雨時のように天候不順で湿気が高くなった...
風
私たちはテクノロジーを駆使した金融サービスというものを展開しています。この"テクノロジー"とか"金融"について、東京が今世界で最もホットな場所かというと、決してそうではないでしょう。しかし私たちにはインターネットという便利なものがありますから、世界中のテ...