どうも視界不良の日々が続きます。マーケットはオーバー・ドース(薬物大量投与)された人が薬が切れると同時に腰が立たなくなるように、どこか妙な弱さを感じます。色々なことが、スパッとしない、そんな感じがします。

今日の東京は一時かなり強い雨が降りました。最近は節電のため冷房効果を高めるべく閉めっぱなしだったブラインドを開けると、19階のオフィスから眺める空間は大雨のため全く視界不良でした。しかし雨が色々なものを流してくれる。雨のあとは澄み切った空が広がるだろうか?残念ながら大雨は止んでも、曇り空は続いています。しかし空気はきれいになり、視界は良好になったように感じます。

いまの社会やマーケットは、大雨とは云わないまでも、もやがかかったような嫌な不透明感があります。何がきっかけでこのもやは晴れるのか?事件?大国のリーダーの決断?きっかけは、待っていても来ないのかも知れません。私たち個人が、もやの中でどのように生きていくかを前向きに考え始めた時に、社会のもやは一気に晴れていくのかも知れません。誰かに文句を云うのではなく、自らの問題として考えることが大切な気がします。ちょっと暗いつぶやきですかね?

明日は長野まで全国投資セミナーで参ります。この雨で恐らく一気に涼しくなる長野で、お客様とのやりとりの中に何かを探せるでしょうか?