今日はようやく東京にも夏が来た感じがします。立秋が目の前で、しかも台風が連れてきた青空でもあるので、夏秋が行き交う感もしますが、それでもやはり夏らしい感じがしていいことです。キャンディーズの「夏が来た!」は、もう35年も前の曲ですが、あの頃と今を比べると、先進国全般に勢いが随分と違う気がします。
あの頃の夏と今の夏。自然界では同じ夏でも、国のステージによって見え方も変わります。しかし国は人の作用ですから、意志によって変えていくことも出来る筈です。いや変えていかねばならない。世界経済の行方を、新興国の需要だけに頼っているのではなく、先進国の中でも新たな需要を作る取り組みが、もっと真剣に考えられねばならないと、昨日・今日のマーケットを見て思うのでした。