記事一覧

マネックスの関係者が金融、経済、マーケット動向、日々のニュースやトレンド、プライベートのこと等、様々なテーマで発信してまいります。

マネックスみんなのつぶやき
広がる電子渡航認証、日本はどうする?
来週は8か月ぶりに、ロンドンを中心とする欧州出張が予定されています。英国は、本年1月8日から電子渡航認証(ETA)を導入しました。年始にそのニュースを目にしていたため、忘れずに申請することができましたが、米国のESTAに比べると、まだ認知度は低いようです。なお...
5倍パワフル?2期目のトランプ政権が、いよいよ金融規制改革に着手
米トランプ大統領の発言に振り回される日々が、休みなく続いています。そのスピード感もさることながら、パワーアップも著しいです。トランプ氏は、法律や規制が複雑で多すぎるという考えで、第一次政権時に、立法手続きに「2for1」の原則、つまり、1つの新法を制定する...
中立金利
日本や欧州で中立金利(経済を刺激も冷やしもしない金利水準)に関する議論が活発化しています。その背景には、持続的な経済成長とインフレ抑制のバランスをどう取るかという課題があります。各国の金融政策が転換点を迎える中、中立金利の水準をどう捉えるかは重要な論...
成功するM&Aとは?
昨日、「日産自動車がホンダとの経営統合に向けた基本合意を撤回する方針を固めた」との報道が流れた後、日産自動車(日産)の株価は急落。市場が混乱するなか、真偽等の確認のため日産株の売買は停止され、そのまま再開されることなく取引を終えました。その後、両社は...
メガバンク決算・株価好調の陰で泣く地銀株に熱視線
メガバンクの3Q決算は、そろって大幅増益となりました。増益の勢いをみるため、10-12月の3ヶ月の連結純利益を前年と比べると三菱UFJFGが前年同期比+32%、みずほFGが+28%、三井住友FGは+54%の大幅増。過去最高水準に置いていた通期当期利益計画を3Qまででほぼ達成...
何でもAIに聞いてみる~今お気に入りのAIは…
DeepSeekショックから1週間。今週はトランプ関税で荒れ模様ですが、それでも上昇基調を崩さずにしっかり上昇している銘柄もあります。私がトレーディング銘柄としてウォッチし続けてきたある株が、1月の決算を前に崩れ出し、今回の波乱でさらに大きく崩れてしまいました...
マーケットの調整
執筆時点の昼現在、日経平均は約1,000円下落しています。トランプ大統領がカナダとメキシコからの輸入品に25%、中国からの輸入品に10%の追加関税をそれぞれ賦課する大統領令に署名しました。市場では、交渉材料として関税引き上げが実施されない可能性への期待もあり...
「成長の17年」に向けて
日々、多くのニュースが目まぐるしく飛び交う今日この頃。寝ても覚めても、世界の動きが気になって仕方がありません。そんな日々を過ごしているうちに、気づけば1月も終わり、私のマネックス生活は16年を迎え、2月からは17年目がスタートします。私がマネックスグループ...
スーパーリッチが動かす世界で確認すべき投資の掟
今週、トランプ氏はまたしても、驚きの行動に出ました。なんと、全ての政府補助金や融資プログラムを火曜日に一時凍結すると発表。のちに、米連邦地方裁判所がこの措置の差し止めを命じ、審議に持ち込まれるという大騒動に発展しました。また、日本時間の今日早朝には、...
AIのスプートニク・ショック、DeepSeek
ChatGPTがリリースされたのが2022年11月。年明け1月のマネックス全国投資セミナー大阪の控室でファウンダーの松本さんらとChatGPTに色々質問してその回答の精度の高さに驚いたのを覚えていますが、それからわずか2年。週明け1月27日のマーケットでは中国のスタートアッ...
エンを売る仕事
今放送中のドラマの中で、プライベートバンカーは「縁を売る仕事」と表現されていました。町医者にもたとえられるように、その仕事は資産管理を超え、伴走者としての役割を担うものです。ドラマの内容はさておき、その題材として取り上げられるほど投資への関心が高まっ...
強烈なリーダーシップの先にあるもの
トランプ大統領が華々しくホワイトハウスに戻り、スピーチで「米国の黄金時代の始まり」を宣言しました。早速多くの大統領令にサインし、エネルギー緊急事態宣言や移民政策の見直しなど、多岐にわたる政策を打ち出しています。これらを通じて、彼の強烈なリーダーシップ...
「新トランプ劇場」の決め手と恩恵を受ける業界
昨日は、世界中が第二次トランプ政権の幕開けに注目しました。就任式については、様々な『異例』が報じられていますが、個人的に興味を惹かれたのは集まった献金額でした。米大統領の就任式費用は基本的に寄付金で賄われるとのことで、今回の献金総額は、史上最高の約2...
関税警戒?!ゴールドなど貴金属市場でEFP、リースレート上昇
トランプ大統領が帰ってきました。就任前からその言動にマーケットが右往左往する局面がみられましたが、貴金属市場にも警戒する動きが広がっています。貴金属のEFPとリースレートが上昇しているのです。EFPとは、『ExchangeofFutures(先物)forPhysicals(現物)』の...
全国投資セミナーin大阪
週末は2025年最初の全国投資セミナーが大阪で開催され、多くの皆様にご参加いただきました。堅調なマーケットながら政治が揺れる中、まさにタイムリーな話題に触れつつ、活発な議論が展開され、会場はとても熱気に包まれていました。皆様の関心の高さを改めて実感した次...
転換
いよいよ来週、トランプ氏が第47代米国大統領に就任します。「トランプ2.0」ともいえる新しい政権の始まりです。減税、規制緩和、関税施策、移民政策といった注目の施策がどのように展開されるのか、またどのようなタイムラインで進行するのか、現時点では依然として不...
日本の財政収支はまたまた赤字へ。市場にとってどこまでリスクなのか
今朝、日本の基礎的財政収支が2025年度も赤字となる可能性が高いと報じられました。基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)とは、国債費などを除いた政府の歳入と歳出のバランスのこと。日本のPBは長く赤字の状態が続いていますが、政府は、2025年度に黒字に転換す...
箱根駅伝とアシックス
お正月の風物詩「箱根駅伝」の5区で、中国人インフルエンサーが車道に侵入して動画を撮影するというハプニングがありました。この件は危険な行為だとして中国でも批判されていますが、箱根駅伝を動画で撮影すれば多くの中国人がそれを見るだろう、つまりバズることがわ...
始まりはいつだって今
大阪郊外のベッドタウンで育った私は、子どもの頃から「広い世界を見てみたい」と夢見ていました。都会に出たい、いずれは世界に出たい。そんな憧れを抱きながらも、その想いは時間が経つにつれて現実の中に埋もれてゆき、進学では、経済的な事情を理由に自宅から通える...
今年の日本株を支える「4つの魅力」
昨日、ゴールドマン・サックスから日本株の最新トップピック銘柄が発表され話題になっています。レポート自体にはアクセスできないのですが、概要がブルームバーグで報道されています。これによれば、同社は、日本株の魅力を4つの軸で分析し、22社を抽出しているとのこ...
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清明 祐子
マネックスグループ 代表執行役社長CEO/マネックス証券株式会社 取締役社長執行役員
2001年4月株式会社三和銀行(現 株式会社三菱UFJ銀行)入行、2006年12月に株式会社MKSパートナーズに転じ、2009年2月にマネックス・ハンブレクト株式会社(2017年マネックス証券と統合)入社。2011年6月マネックス・ハンブレクト株式会社代表取締役社長を経て、2013年3月 マネックスグループ執行役員、2016年6月グループ執行役、2019年4月マネックス証券株式会社代表取締役社長に就任。2020年1月グループ代表執行役COO、2021年1月グループ代表執行役COO兼CFOに就任。2021年6月グループ取締役就任、2022年4月グループ取締役兼代表執行役 Co-CEO兼CFO就任、2023年6月より取締役兼代表執行役社長CEO(現任)。2024年1月マネックス証券取締役社長執行役員。
塚本 憲弘
マネックス証券 インベストメント・ストラテジーズ兼マネックス・ユニバーシティ シニアフェロー
一橋大学 経済学部卒。東京都市大学・非常勤講師。専門分野は投資戦略全般。
国内信託銀行で経済分析、投資戦略の策定、ファンドマネージャーを歴任。その後プライベートバンクにて経済分析や幅広い資産クラスによる投資戦略、ポートフォリオ分析に従事。2021年より現職。
大槻 奈那
ピクテ・ジャパン株式会社 シニアフェロー
内外の金融機関、格付機関にて金融に関する調査研究に従事。Institutional Investors誌によるグローバル・アナリストランキングの銀行部門にて2014年第一位を始め上位。政府のデジタル臨時行政調査会、財政制度等審議会委員、規制改革推進会議議長、中小企業庁金融小委員会委員、ロンドン証券取引所グループ(LSEG)のアドバイザー等を勤める。日本経済新聞「十字路」、日経ヴェリタス「プロの羅針盤」、ロイター為替フォーラム等で連載。日経Think!エキスパート・コメンテーター、テレビ東京「モーニングサテライト」で解説。名古屋商科大学大学院 マネジメント研究科教授 東京大学文学部卒、ロンドンビジネススクールMBA、一橋大学博士(経営学)

著書:
『本当にわかる債券と金利』(日本実業出版社)、
『1000円からできるお金のふやし方』 (ワニブックス)
著書名のリンク先はアマゾン(Amazon)等、マネックス以外の他社のウェブサイトを表示します。
大橋 ひろこ
フリーアナウンサー
フリーアナウンサー/ナレーター/個人投資家。福島県出身。アナウンサーとして経済番組を担当したことをきっかけに自身も投資を始め、現在では個別株、インデックス投資、投資信託、FX、商品先物と幅広く投資している。個人投資家目線のインタビューに定評があり、経済講演会ではモデレーターとして活躍する。自身のトレードの記録はブログで赤裸々に公表しておりSNSでの情報発信も人気。一時期は海外映画やドラマの吹き替えなど声優としても活動していたが、現在は経済番組に専念。現在ラジオNIKKEIなどで経済番組レギュラーを多数抱え、キャスターとしても多忙な日々を送っている。
イェスパー・コール
マネックスグループ株式会社 グローバル・アンバサダー
1986年に来日後、リサーチ・投資業に関わってきた。2015年7月1日ウィズダムツリー・ジャパンの最高経営責任者(CEO)に就任し、現在はシニアアドバイザーを務める。これまで20年にわたり、米大手投資銀行のJ.P.モルガンやメリルリンチなどにおいてチーフストラジスト、リサーチヘッドを歴任し、常に日本におけるトップクラスのストラテジスト、エコノミストとして認識されてきた。日本政府の各種諮問委員会のメンバーを務めた実績を持ち、経済同友会の数少ない外国人メンバーである。また、日本語による著書には、「日本経済これから黄金期へ」、「平成デフレの終焉」、「本当は世界がうらやむ最強の日本経済」がある。
イェスパー・コールのグローバル・アイズ(※)で情報発信中。
※マネックス証券のYouTubeチャンネル「マネックスオンデマンド」にリンクします。
吉田 恒
マネックス証券 チーフ・FXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティ FX学長
大手の投資情報ベンダーの編集長、社長等を歴任するとともに、著名な国際金融アナリストとしても活躍。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊、2016年トランプ・ラリーなどマーケットの大相場予測をことごとく的中させ、話題となる。
機関投資家に対するアナリストレポートを通じた情報発信はもとより、近年は一般投資家および金融機関行員向けに、金融リテラシーの向上を図るべく、「解りやすく役に立つ」事をコンセプトに精力的に講演、教育活動を行なう。
2011年からマネースクエアが主催する投資教育プロジェクト「マネースクエア アカデミア」の学長を務める。2019年11月より現職。
書籍執筆、テレビ出演、講演等の実績も多数。
<主な著書>
「投資に勝つためのニュースの見方、読み方、活かし方」(実業之日本社)
「FX予測のプロフェッショナルがついに書いた!FX7つの成功法則」(ダイヤモンド社)
「アノマリーで儲ける!FX投資術」(双葉社スーパームック)
「これから来る!「超円安」・「超株高」の本命シナリオ」(カンゼン)
「そうだったのか!FX大相場の真実」(ビジネス社)
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