香港Moneyチャットの記事一覧
「香港Moneyチャット」と題して、香港で見聞きするお金に関する話題やアジアマーケットの最新情報などをNWBの豪華執筆陣がお届けいたします。
半導体をめぐる競争-台湾からその②
中国が世界の工場として発展してきた過程で、台湾の企業は、中国に進出したり、中国企業と合弁したりして、中国での生産・製造を支援してきました。ホンハイ(鴻海精密工業)の中国子会社が上海...
Hong Kong Arts Centre 香港芸術センター
私事で恐縮ながら、今年の6月から半官半民HongKongArtCentre(HKAC)の財務委員会財務委員に任命された。期間は3年とやや長いが、年4回の財務委員会に出席し、HKACの会長・理事会メンバーに対し...
黒子ながら世界のトップで巨大な企業‐台湾から、その①
今週は台湾から本稿を書いています。台湾の企業といえば、みなさんはどこを思い浮かべますか?おそらく、シャープを買収したホンハイ(鴻海精密工業)の名前が浮かぶ方が多いのではないかと思い...
バーチャルバンクin Hong Kong
香港の金融雀達の間で今盛り上がっているのは「どの企業が香港でバーチャルバンクの第一号ライセンスを取得するか」である。5月末に香港金融当局の副長官が、記者会見で「既に50社以上がバーチ...
マレーシア総選挙で初の政権交代が実現
5月9日に実施されたマレーシア総選挙(連邦議会下院、定数222)で、野党連合・希望連盟(PH)が与党連合・国民戦線(BN)を破り、マレーシア建国以来初めての政権交代が実現しました。事前の世...
米金利の上げと香港市民の懐具合
米国金利が急ピッチで上がっている。2013年からのチャートを見てもFedFundsレートがゼロから今では1.70%(5月11日現在)でまで来ている。実はこの米国金利高を他人事に思えないのが香港金融当...
小米(シャオミ)が香港証券取引所に株式上場へ
中国スマートフォン大手の小米(シャオミ)は5月3日、香港証券取引所に株式上場を申請した。香港紙SouthChinaMorningPostによると、「設立8年のこの会社は公開価格100億米ドル(約1兆1千億円)...
香港のアマ(家政婦)さんとブロックチェーン
香港には香港以外から来ているアマ=家政婦(正式には外国人家事使用人と呼ぶらしい)さんの数は30万人と言われている。内フィリピンからは20万人、インドネシアからは10万人である。香港の世帯...
高成長を継続するベトナム(2)
先週、ベトナムのマクロ経済の成長と対外開放政策について、書きましたが、忘れてはならないのは、この国が、まだまだ若いということです。ベトナム戦争の終結は、1975年です。戦争により、国土...
高成長を継続するベトナム(1)
先週、ベトナム・ホーチミンを訪問し、投資家の会議に出席してきました。高い成長を続けるアジア、中でも東南アジアに位置し、対外開放政策を進めるベトナムへの注目度は、一段と高まっています...
「香港セブンズ」(国際ラグビー大会in Hong Kong)~明と暗~
3月末のArtBaselに続いて、4月の第一週は「香港セブンズ」と言う国際ラグビーツアーの香港大会が開催された。梅雨入り前の好天が日本で続くように、今香港でも5月の雨季開始前の季節の最も良い3...
香港Art Week
3月の最終週は、香港の街はアート一色であった。世界最大の現代美術の祭典ArtBaselが灣仔の香港コンベンションセンターで開催され、同時にArtCentralもお隣のセントラル地区で開催された。二つ...
中国企業は中国法人(中国国内で設立された企業)とは限らない
香港上場で、中国本土のIT大手、騰訊(テンセント)は先週23日、筆頭株主である南アフリカのメディア企業ナスパーズ社(注1)が、テンセント株の約2%を売却したと発表しました。売却額は769億4...
香港Tycoon李嘉誠氏と「国際分散投資」
香港経済GDPの10%を握る男と言われる香港最大の企業グループ長江グループの創業者であり筆頭株主の李嘉誠氏が90歳を前に引退を表明した。1950年に創業し、香港最大の不動産開発企業の一つであ...
長寿国として肩を並べた香港と日本‐人生100年の時代
昨年7月に発表された香港の平均寿命は男性81.32才、女性87.34才でした。わずか20年で平均寿命は5才近くも延び、2年連続で長寿世界一となったようです。その背景には、食やお茶の習慣、ボードゲ...
'2018年度香港政府予算'が発表された
2月28日に香港政府2018年度予算案が発表された。毎年2月末に発表されるのだが、市民の関心は高い。今年の最大のトピックスは、2017年の財政黒字分をどのように2018年度予算で市民に再分配するか...
香港の旧正月、〜街模様〜
香港にも遅い正月がやってきた。新暦の元日に対して旧暦の元日は「春節」と呼ばれ、2018年は2月16日である。従って、その前日は「除夕」と呼び日本でいう「大晦日」である。大晦日の市内ビクト...
世界の株式市場の波乱の中、アジア株式に変化は?
2月に入り米国株式市場は波乱の展開となっています。NYダウ平均は一時24,000台を割り込み高値から3,000ドル程度下げる局面もありました。ただ、米国経済の拡大が直ぐにでも頓挫するというシナリ...
まだら模様
最近フィンテックと言う言葉を新聞に見かけない日はないと思うほどであり、やや食傷気味である。先般東京出張した際も、国内仮想通貨取引所がハッキングされて580億円が取引所から流失というニ...
2018年も経済成長が続くアジア経済
アジア経済に関しては、2017年も力強い成長が続いたと言えるでしょう。アジアの成長率は、他の地域に比べて高いという状況も継続しました。アジアの2017年の成長率は5.6%程度に達した模様です...