吉田恒の為替デイリー 【為替】高市政権で続く「悪い円安」
高市政権誕生を前後して円安が拡大している。 ただしそれは、日本の金利上昇および日米金利差(米ドル優位・円劣位)縮小からかい離しているという意味では、「悪い円安」ということになるだろう。
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吉田恒の為替デイリー 【為替】「11月後半からの反落」が続いている米ドル/円
米ドル/円の上値を模索する展開が続いている。ただ、ここ数年は11月半ばで潮目が変わり、米ドル/円は反落に転じるケースが続いてきた。2022~2024年のケースについて具体的に振り返ってみる。
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吉田恒の為替デイリー 【為替】「高市円安」1幕終了シナリオを考える
高市新政権誕生を前後した円安急拡大は、いわゆる「アベノミクス円安」に似ている。そこで「アベノミクス円安」1幕終了を参考に、「高市円安」1幕終了シナリオを考えてみる。
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吉田恒の為替デイリー 【為替】株高・円安「アベノミクス相場」振り返り
高市新政権誕生を前後して株高・円安が急拡大した。これは、高市総理が継承するとした安倍第2次政権の経済政策「アベノミクス」の始まりで起こった相場と、これまでのところよく似ている。そこで改めて、株高・円安「アベノミクス相場」を振り返ってみる。
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吉田恒の為替ウイークリー 【為替】11/10-11/14の米ドル/円を予想する
先週(11月3日週)は株安に連れる形で何度か152円台まで米ドル安・円高に戻す動きも見られた。 11月はポジション調整が本格化し、それまでとは逆に動く傾向がある。どこまで円高に戻すかは、2013年のアベノミクス株高以来の「上がり過ぎ」を記録した「高市株高」の反転が鍵となる。 今週(11月10日週)の米ドル/円予想レンジは150~155円。
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吉田恒の為替デイリー 【為替】「アベノミクス相場」と類似する株と為替
2013~2015年中心に展開した株高・円安は「アベノミクス相場」と呼ばれた。 そしてそのアベノミクス継承を主張する高市新政権で展開する「ニュー・アベノミクス相場」の株高・円安もこれまでのところはかなり類似した展開になっている。
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吉田恒の為替デイリー 【為替】年末へ反落を繰り返した米ドル/円
2022~2024年と、年末にかけて米ドル/円の反落するパターンが繰り返された。その背景を振り返ってみる。
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吉田恒の為替デイリー 【為替】持ち高調整で逆に動きやすい11月
11月は例年、ポジション調整が本格化することで、為替相場もそれまでと逆方向に動きやすい傾向がある。今回もその影響があるなら、10月からの「高市円安」の修正が注目されるのではないか。
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吉田恒の為替デイリー 【為替】ユーロ売り介入の可能性を考える
米ドル高・円安が150円を大きく超えてきた。では、円安阻止介入の再開はあるのか。 2022年と2024年に行われた米ドル売り・円買い介入の「条件」を参考にすると、米ドル売り介入再開にはまだ距離がありそう。 ユーロ売り介入なら「条件」のクリアが近くなってきたようだが、ユーロ売り介入には「弱点」もあり、実現は微妙かもしれない。
吉田 恒
13:16
ストックボイス 【為替】円安阻止介入のシナリオとは?
為替介入の発動を示す「3つの条件」 米ドル/円は当面、介入再開が想定しにくい ユーロ/円は条件接近も、実施には高いハードル
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吉田恒の為替ウイークリー 【為替】11月および第1週の米ドル/円を予想する
10月の米ドル/円は、高市新政権誕生を主なきっかけに154円まで円安が進行した。 ただ円安と株高について、「高市トレード」で説明をするにはかなり違和感がある。11月は例年ポジション調整が本格化しやすいタイミングだけに、円安、株高が調整に向かう可能性もあるのではないか。 11月の米ドル/円は148~156円で予想する(第1週予想は最後をご参照ください)。
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吉田恒の為替デイリー 【為替】日米金利差「絶対的小幅」の影響に注目
4月の米ドル/円急落局面では、大幅な金利差米ドル優位に対して「下がり過ぎ」となった米ドルが買い戻されやすくなったようにも見られた。 最近はそれと逆に、小幅な金利差からすると米ドルは「上がり過ぎ」の懸念がある。 金利差の相対的変化より「絶対幅」の米ドル/円への影響に注目してみる。
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吉田恒の為替デイリー 【為替】いよいよ強まる「理由なき円安」
10月30日の日銀金融政策決定会合をきっかけに米ドル高・円安が一段と広がった。 この円安は金利差から大きくかい離しており、「理由」の特定が困難になっている。 「理由なき円安」だけに、その見通しも判断が難しくなっている。
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吉田恒の為替デイリー 【為替】日銀早期利上げ可能性浮上の舞台裏
高市政権誕生で一時後退した日銀の早期利上げ期待が変化してきたようだ。その裏では、トランプ米大統領来日前からの米政権周辺の動きも見え隠れする。
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吉田恒の為替デイリー 【為替】「高市取引」と「トランプ取引」は違う
政治の新リーダー誕生をテーマに為替相場が大きく動いたという意味で、最近の「高市トレード」と2024年の「トランプ・トレード」は似ている。ただ、金利差との関係などでは、両者はほぼ正反対になっている。
吉田 恒
13:20
ストックボイス 【為替】高市円安は終わりなのか?
円安の主因が「金利差」から「日本の長期金利(債券売り・円売り)」へ移行している 政治イベントを受けた財政期待の後退で日本の長期金利が一服し、円安トレンドに転換サイン テクニカル分析と政策が示す短期反転余地:52週線と中央銀行の利上げ観測
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吉田恒の為替デイリー 【為替】日米首脳会談は為替に影響するか?
10月28日に高市総理とトランプ米大統領による初の日米首脳会談が予定されている。初の日米首脳会談で為替が重要イシューになった例は1993年の宮沢・クリントン会談などあったが、今回はどうかについて考えてみる。
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吉田恒の為替ウイークリー 【為替】10/27-10/31の米ドル/円を予想する
先週(10月20日週)の米ドル/円は前週(10月13日週)と逆に、一本調子の米ドル高・円安となった。高市新内閣誕生などが米ドル買い・円売り再燃の手掛かりになったのではないか。 ただ、この間の消費税減税など、日本の財政赤字拡大リスクを受けた円売りの流れは一段落した可能性がある。そうであれば、米ドル高・円安も限られ、何かの拍子に米ドル安・円高に大きく戻す可能性もあるのではないか。 今週(10月27日週)の米ドル/円は150~154円で予想する。
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吉田恒の為替デイリー 【為替】消えた「消費税減税の円売り」シナリオ
日米金利差(米ドル優位・円劣位)縮小を尻目に広がってきた円安は、少数派となった与党が野党の消費税減税に象徴される財政拡張圧力に屈することで、財政規律の維持が困難になることへの懸念があった。 しかしそのシナリオはほぼ回避された可能性がありそうだ。
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吉田恒の為替デイリー 【為替】米政権に近そうな新財務相の為替観
片山新財務相の過去の発言を振り返ると、150円超を「望ましくない円安」と判断している可能性が高く、奇しくもその点ではトランプ大統領の考え方に近そうだ。 これまでのところ片山氏は追加利上げや介入強化には慎重と見られる。 ただし円安を理由にトランプ政権が関税再引き上げなどに動く可能性が出てきた場合の対応には注目したい。
吉田 恒
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