吉田恒の為替デイリーの記事一覧

チーフ・FXコンサルタントの吉田恒が独自の視点から日々のマーケット情報や注目材料などをお伝えします。
 

毎営業日更新
吉田恒の為替デイリー
米ドル/円の年内「最後の一波乱」リスク
過去の実績を参考にすると、米ドル/円は残る2営業日で0.1~0.5円程度値幅が拡大する可能性がある。円安方向なら110円前後、円高方向なら108円前後の見通しだが!?
2020年のFX投資戦略:売買する通貨の具体名
リスクオンという予想を前提とするなら、2020年のFX投資戦略は、比較的金利差の大きい通貨ペアである米ドル/円、新興国通貨/円の「買い」が基本ではないか
2020年の為替展望(新興国通貨):トルコリラ、メキシコペソ、南アランド
2020年の予想レンジ・トルコリラ/円=15~20円・メキシコペソ/円=5.4~6円・南アランド/円=7.2~8円新興国通貨、高金利通貨は基本的にリスク資産に位置付けられる。私は、来年にかけてリス...
2020年の為替展望(オセアニア通貨):豪ドル下落トレンド転換は?
豪ドル/米ドルは、数年スパンの中長期トレンドはCRB指数と相関性が高く、数ヶ月から1年といった短期的な動きは金利差の影響が大きい
2020年の為替展望(欧州通貨):ユーロ高と英ポンド高の可能性
ユーロ/米ドルは120日MA、1.11ドル上回ったら、金利差で正当化される1.2ドルへ!? 英ポンド/円は下がっても139円前後まで、上昇トレンド展開の可能性
1ヶ月で急変した米4Q景気予想
過去1ヶ月余りで米第4四半期成長率予想が「ゼロ成長」から2%前後へ大きく上方修正されてきた。株安が広がりにくく、株高が広がりやすい構図に変化している可能性。
トルコリラ下落をどう考えるか?
トルコリラは売られているというより、対米関係への懸念などから「買いにくい」 一方リスクオンなど高金利通貨が選好されやすい中で、買いが戻る可能性もありそう
英ポンド「一時的下落」のシナリオ
12月17日から英ポンド/円が反落。基本的には「上がり過ぎ」の反動の可能性 一時的な英ポンド/円の下落は、最大でも足元139円程度の52週MA前後がせいぜいか
英ポンド上昇トレンドの具体的イメージ
52週MAとの関係などから、英ポンド/円は上昇トレンドが展開している可能性が高そう 過去の実績を参考にすると、上昇トレンドは来年4月にかけて続くが160円を超えない!?
米中合意が「株高を後押し」する理由
米中第2次合意は大統領選後までなさそうだが、第1次合意で、第4次関税発動が回避され、2%以上の米景気回復が続く見通しとなったことの株価への意味は小さくないだろう
続・英ポンド150円の可能性とは?
英ポンド/円は先週一気に148円に迫る動きに もっと上がってもおかしくないが、月内ならさすがに150円に迫るのがせいぜいか!?
「米中ショック」拡大は限られる!?
経験的にリスクオフ拡大は米景気の影響が重要。第4四半期成長率が2%に上方修正されている見方通り景気回復が続いているなら「米中ショック」拡大は限られる可能性!?
英総選挙前に知っておきたい4つのデータ
英ポンド高リスクの本質は、金利差の裏付けない短期的「行き過ぎ」懸念 一方、「買われ過ぎ」ではなく、中長期的には「下がり過ぎ」圏で、売り余力に限度!?
「FOMC後円高」パターン変化の可能性
3月以降、「FOMC前の株高・円安、FOMC後の株安・円高」パターンが続いてきた 今回は「FOMC前の株安・円高」といった具合に、パターンが変化している
英ポンド150円の可能性とは?
英ポンド/円は、目一杯「上がり過ぎ」を拡大するなら一気に150円を目指す可能性はあるものの、薄商いだけに「大きな反動」が入るリスクも抱えているだろう
0.4%→2%、米4Q景気予想の大幅修正
定評の高いGDP予測モデルによると、米第4四半期成長率予想は、この数週間で大幅な上方修正が進んだ 経験的には、米四半期成長率が2%超といった景気回復が続く中では、株安・円高といったリスクオフ拡大は、限定的にとどまりやすい
「ブレグジット相場」終わりの兆し
英ポンド/円は短期的に「上がり過ぎ」懸念も強くなってきた それは逆に、中長期的には上昇トレンドへ転換したことを示している可能性がある
米ドル/円売買転換点は107.8円
120日MAは投機筋の売買転換点とほぼ一致 それを参考にすると、足元107.8円の120日MAが米ドル売り拡大の1つの目安
「ブレグジット相場」の具体的シナリオ
英ポンド/円は8月から上昇トレンドが展開しており、総選挙などで一時的に下がったとしても、132円を割れる可能性は低そう ただ短期的に142円以上は「上がり過ぎ」警戒域。短期的に150円を超える可能性は極めて低そう
リスクオンを裏打ちする米景気予想急改善
米景気予想が急改善している。経験的に、リスクオフが広がりにくくなっている可能性がある 9月以降のリスクオンは、景気急改善を先取りした可能性あり