記事一覧

マネックスの関係者が金融、経済、マーケット動向、日々のニュースやトレンド、プライベートのこと等、様々なテーマで発信してまいります。

マネックスみんなのつぶやき
目まぐるしい変化の中で
寝ても覚めても、トランプ大統領の動向と世界情勢から目が離せません。特に関税政策は二転三転し、毎日のように状況が揺れ動いています。今後も一波乱、二波乱ありそうですが、アメリカは短期的な痛みをいとわず、自国にとって最善の形を追求し続ける覚悟で交渉のテーブ...
生成AIの次に来る技術?量子の未来
今年は昭和100年とのことですが、もうひとつ、重要な節目を迎えるのが量子力学です。100年前の1925年に、ハイゼンベルクとシュレーディンガーという二人の物理学者が、量子力学の初期の枠組みを作りました。これを記念し、国連は、今年を「国際量子科学技術年(IYQ)」...
歴史的転換、ドイツの財政拡張
長く金融市場を見ていると「歴史的転換」局面に遭遇することがあります。2008年のリーマンショックは100年に1度の金融危機と呼ばれましたが、後にノーベル経済学賞を受賞する当時のベン・バーナンキFRB議長は2007年サブプライムローンが問題になった当初、影響は限定的...
ソウルフード
週末、大学の関係で韓国にてプレゼンテーションを行う機会がありました。英語で行うため、伝えたいこと、伝えていること、そして伝わっていることのギャップは大きくなるものの、意欲的に取り組み気合で乗り越えられました。プレゼンの難しさを改めて感じるとともに、非...
名古屋の夜、台湾ラーメンと笑いと
先日、名古屋にいる銀行時代の同期から突然「3月5日に名古屋に来るの?」とLINEが届きました。どうやら、私があるイベントで登壇するという情報が名古屋の新聞に載っていたようです。こっそり日帰りするつもりでしたが、予定を変更し、同期たちと飲みに行くことに。四日...
施政方針演説に透けて見えたトランプ氏の『憂鬱』
今日はトランプ氏の二期目初の議会演説が注目を集めました。米国では、立法や予算を審議する議会と、国家元首である大統領とで明確に役割が分担されていて、大統領が議会で演説するのは年一回のみ。その重要な機会が今日でした。特に強調された政策は、これまでの発言通...
雛祭りとGoogleカレンダー
前日までの暖かさから打って変わって急激に気温が低下した3月3日雛祭り。外に出るのが億劫になる冷たい雪交じりの雨でしたが、祝日でラッキー!と勘違いして仕事を休んでしまった方はいませんよね。長い事日本人をやっていれば雛祭りが祝日なわけがないことは百も承知か...
最後の講義
中学・高校時代にお世話になった社会の先生が定年退職されるにあたり、週末に最終講義をしてくださいました。30年ぶりに母校に集まった私たちが、起立・礼を交わしながら授業を受ける、とても懐かしいイベントとなりました。学生時代の授業の細かな記憶はほとんどありま...
ジャンボちゃん、その後
長年、当社を気にかけてくださっている人生の大先輩がいます。その方は、「マネックスのみんなのつぶやき」を毎日読んでくださっているそうです。昨日、「清明さんの小さい頃の話も書いてよ!」と言われたので、さっそく書いてみることにしました。私は4,000グラム超の...
持ち家か賃貸か:資産運用の視点からの一考察
今年の様々な不確実性の中、現時点で市場の見方が比較的固まっているのは、日本の政策金利でしょう。今年の年央に1回利上げで、1995年以来の0.75%に達し、来年以降更にあと1、2回の利上げもありうる、というのが市場のコンセンサスです。そこで、永遠のテーマとも言わ...
カカオとオレンジジュース先物価格の急落
今年のバレンタイン、チョコレート価格はやはりかなり値上がりしていたようですね。150ブランドを調査したところ、1粒バラ売りタイプのバレンタイン向けチョコ価格は1粒当たり平均418円で1年前の395円に比べて5.8%の値上がりとなったとか。原料となるココア先物価格が...
Lovely!
今、ロンドンにいます。新型コロナ明け後、今回で3度目の訪問。今回もIRのために来ており、充実したミーティングが続いています。先週は冷たい雨模様が続いたようですが、今のところ傘いらず。今日は空き時間に近くの公園を散歩することができました。ロンドンに詳しい...
トランプトレードで、テスラ、ビットコイン以上の『勝ち組』株
アメリカ大統領選で、ドナルド・トランプ氏が再選を果たしたことを受け、テスラ株は昨日までで46%上昇しました。いわゆるトランプトレードです。ところが、このテスラや暗号資産をはるかに上回る上昇を遂げた銘柄がありました。店頭公開銘柄のファニーメイ(FannieMae...
暗号資産の制度設計見直し?首脳会談後
2月10日の日経新聞。金融庁が暗号資産を有価証券に準ずる金融商品として位置づける方向で制度設計に着手した、との記事に驚きました。石破首相は、昨年12月2日の衆院本会議における代表質問で、暗号資産に一律20%の申告分離課税のルールを適用することや暗号資産ETFの...
新NISA2年目
新NISA開始から1年が経過しました。日本証券業協会の調査によると、購入資金の多くは金融資産の売却よりも新規資金によるもので、1銘柄も売却していない人が約8割という結果でした。この1年は夏場の急落などありましたが、長期運用を意識する傾向が見られています。つみ...
広がる電子渡航認証、日本はどうする?
来週は8か月ぶりに、ロンドンを中心とする欧州出張が予定されています。英国は、本年1月8日から電子渡航認証(ETA)を導入しました。年始にそのニュースを目にしていたため、忘れずに申請することができましたが、米国のESTAに比べると、まだ認知度は低いようです。なお...
5倍パワフル?2期目のトランプ政権が、いよいよ金融規制改革に着手
米トランプ大統領の発言に振り回される日々が、休みなく続いています。そのスピード感もさることながら、パワーアップも著しいです。トランプ氏は、法律や規制が複雑で多すぎるという考えで、第一次政権時に、立法手続きに「2for1」の原則、つまり、1つの新法を制定する...
中立金利
日本や欧州で中立金利(経済を刺激も冷やしもしない金利水準)に関する議論が活発化しています。その背景には、持続的な経済成長とインフレ抑制のバランスをどう取るかという課題があります。各国の金融政策が転換点を迎える中、中立金利の水準をどう捉えるかは重要な論...
成功するM&Aとは?
昨日、「日産自動車がホンダとの経営統合に向けた基本合意を撤回する方針を固めた」との報道が流れた後、日産自動車(日産)の株価は急落。市場が混乱するなか、真偽等の確認のため日産株の売買は停止され、そのまま再開されることなく取引を終えました。その後、両社は...
メガバンク決算・株価好調の陰で泣く地銀株に熱視線
メガバンクの3Q決算は、そろって大幅増益となりました。増益の勢いをみるため、10-12月の3ヶ月の連結純利益を前年と比べると三菱UFJFGが前年同期比+32%、みずほFGが+28%、三井住友FGは+54%の大幅増。過去最高水準に置いていた通期当期利益計画を3Qまででほぼ達成...
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清明 祐子
マネックスグループ 代表執行役社長CEO/マネックス証券株式会社 取締役社長執行役員
2001年4月株式会社三和銀行(現 株式会社三菱UFJ銀行)入行、2006年12月に株式会社MKSパートナーズに転じ、2009年2月にマネックス・ハンブレクト株式会社(2017年マネックス証券と統合)入社。2011年6月マネックス・ハンブレクト株式会社代表取締役社長を経て、2013年3月 マネックスグループ執行役員、2016年6月グループ執行役、2019年4月マネックス証券株式会社代表取締役社長に就任。2020年1月グループ代表執行役COO、2021年1月グループ代表執行役COO兼CFOに就任。2021年6月グループ取締役就任、2022年4月グループ取締役兼代表執行役 Co-CEO兼CFO就任、2023年6月より取締役兼代表執行役社長CEO(現任)。2024年1月マネックス証券取締役社長執行役員。
塚本 憲弘
マネックス証券 インベストメント・ストラテジーズ兼マネックス・ユニバーシティ シニアフェロー
一橋大学 経済学部卒。東京都市大学・非常勤講師。専門分野は投資戦略全般。
国内信託銀行で経済分析、投資戦略の策定、ファンドマネージャーを歴任。その後プライベートバンクにて経済分析や幅広い資産クラスによる投資戦略、ポートフォリオ分析に従事。2021年より現職。
大槻 奈那
ピクテ・ジャパン株式会社 シニアフェロー
内外の金融機関、格付機関にて金融に関する調査研究に従事。Institutional Investors誌によるグローバル・アナリストランキングの銀行部門にて2014年第一位を始め上位。政府のデジタル臨時行政調査会、財政制度等審議会委員、規制改革推進会議議長、中小企業庁金融小委員会委員、ロンドン証券取引所グループ(LSEG)のアドバイザー等を勤める。日本経済新聞「十字路」、日経ヴェリタス「プロの羅針盤」、ロイター為替フォーラム等で連載。日経Think!エキスパート・コメンテーター、テレビ東京「モーニングサテライト」で解説。名古屋商科大学大学院 マネジメント研究科教授 東京大学文学部卒、ロンドンビジネススクールMBA、一橋大学博士(経営学)

著書:
『本当にわかる債券と金利』(日本実業出版社)、
『1000円からできるお金のふやし方』 (ワニブックス)
著書名のリンク先はアマゾン(Amazon)等、マネックス以外の他社のウェブサイトを表示します。
大橋 ひろこ
フリーアナウンサー
フリーアナウンサー/ナレーター/個人投資家。福島県出身。アナウンサーとして経済番組を担当したことをきっかけに自身も投資を始め、現在では個別株、インデックス投資、投資信託、FX、商品先物と幅広く投資している。個人投資家目線のインタビューに定評があり、経済講演会ではモデレーターとして活躍する。自身のトレードの記録はブログで赤裸々に公表しておりSNSでの情報発信も人気。一時期は海外映画やドラマの吹き替えなど声優としても活動していたが、現在は経済番組に専念。現在ラジオNIKKEIなどで経済番組レギュラーを多数抱え、キャスターとしても多忙な日々を送っている。
イェスパー・コール
マネックスグループ株式会社 グローバル・アンバサダー
1986年に来日後、リサーチ・投資業に関わってきた。2015年7月1日ウィズダムツリー・ジャパンの最高経営責任者(CEO)に就任し、現在はシニアアドバイザーを務める。これまで20年にわたり、米大手投資銀行のJ.P.モルガンやメリルリンチなどにおいてチーフストラジスト、リサーチヘッドを歴任し、常に日本におけるトップクラスのストラテジスト、エコノミストとして認識されてきた。日本政府の各種諮問委員会のメンバーを務めた実績を持ち、経済同友会の数少ない外国人メンバーである。また、日本語による著書には、「日本経済これから黄金期へ」、「平成デフレの終焉」、「本当は世界がうらやむ最強の日本経済」がある。
イェスパー・コールのグローバル・アイズ(※)で情報発信中。
※マネックス証券のYouTubeチャンネル「マネックスオンデマンド」にリンクします。
吉田 恒
マネックス証券 チーフ・FXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティ FX学長
大手の投資情報ベンダーの編集長、社長等を歴任するとともに、著名な国際金融アナリストとしても活躍。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊、2016年トランプ・ラリーなどマーケットの大相場予測をことごとく的中させ、話題となる。
機関投資家に対するアナリストレポートを通じた情報発信はもとより、近年は一般投資家および金融機関行員向けに、金融リテラシーの向上を図るべく、「解りやすく役に立つ」事をコンセプトに精力的に講演、教育活動を行なう。
2011年からマネースクエアが主催する投資教育プロジェクト「マネースクエア アカデミア」の学長を務める。2019年11月より現職。
書籍執筆、テレビ出演、講演等の実績も多数。
<主な著書>
「投資に勝つためのニュースの見方、読み方、活かし方」(実業之日本社)
「FX予測のプロフェッショナルがついに書いた!FX7つの成功法則」(ダイヤモンド社)
「アノマリーで儲ける!FX投資術」(双葉社スーパームック)
「これから来る!「超円安」・「超株高」の本命シナリオ」(カンゼン)
「そうだったのか!FX大相場の真実」(ビジネス社)
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