マクロテーマ解説の記事一覧

マクロの視点で経済動向を分かりやすく解説します。

マクロテーマ解説
【マクロ経済動向9月】減速が歓迎される米国経済
堅調な雇用、過剰貯蓄が消費を支え、小売売上高はコロナ以前を大きく上回る 市場はhigherからlonger(高金利の長期化)の金融政策を想定し始める 株価を押し上げる新たな景気サイクルに入れるか 分散投資で臨むべき局面
【マクロ経済動向8月】力強い米国株式市場、期待値を織り込むなかでの注意点
株価上昇のけん引役PERは約20倍、実体経済も市場予想を上回る状況 米国経済は底堅くも、金融政策や財政政策などに注意が必要 これまでと異なる動きを始めた米国債券は分散効果が期待される局面入り
【日銀金融政策決定会合】長短金利操作の運用を柔軟化・新体制色が出始める
長期金利0.5%超えを許容 経済・物価情勢の展望:2023年の物価見通しについて上方修正 中期的な観点では金融緩和スタンスに変更はなし
FOMC波乱なく通過、政策金利は0.25%利上げ「リセッションは予想せず」
政策金利0.25%の利上げ、データ次第で年内に追加利上げも 利上げは最終局面、一段の株高には好材料が必要ななか債券投資には好機
【マクロ経済動向7月】備えるべきは強気相場か?景気減速か?
2023年前半は堅調な株式市場、下落したコモディティなど明暗分かれる バリュエーション主導の株式市場、この展開からどう備えるか? 株式で無理にリスクを取らず、利回り高まる債券投資という選択も
日銀は金融緩和維持/今後の政策変更にはある程度のサプライズはやむを得ない
日本の景気は持ち直している 政策変更にはある程度のサプライズはやむを得ない 大局観は当面金融緩和によって景気を下支えするスタンス
FOMC、金利据え置きもタカ派維持
据え置きは予想内ながら、金利見通しの引き上げはサプライズ パウエル会見では必要以上の引き締めを避けたい意図、利下げは「2年ほど先」 景気減速時の備えとして債券投資に注目
【マクロ経済動向6月】堅調な株式市場、マクロ面での注目点とは?
2023年前半は予想外の「良い展開」ながら景気後退懸念も 低金利の恩恵を受けてきた領域などは要注意、中小民間企業の倒産件数も増加 米経済には予期せぬ下振れリスクが高まる 債券は利回り妙味に加え、今後のリスクに備える投資対象としても魅力
FOMC・利上げ停止の可能性示唆
政策金利は市場想定通り0.25%の利上げ、引き締め姿勢に変化 景気見通し、今後緩やかな景気後退を予測
【マクロ経済動向】短期的に慎重な投資家・中期見通しにも慎重になるべき局面
米国企業決算発表、予想より悪くないことが株式市場の下支えに 中堅以下の企業を取り巻く環境はより厳しい状況に 今後は実体経済の悪化度合いを確認する局面 短期的に株価が戻っても中期的には慎重姿勢続く
【日銀金融政策決定会合】植田新総裁:「粘り強く」緩和継続
金融緩和策とその影響について多角的にレビューを実施 経済・物価情勢の展望、成長見通しは1%台前半と緩やかな回復に留まる 新体制はコミュニケーションを重視し、オープンな政策運営 緩和姿勢が強調され、株式等リスク資産にはポジティブ
IMF、世界経済は「険しい道のり」
「世界経済は過去最低の水準」、日本も下方修正に 世界全体の物価見通しは上方修正、金融引き締めの影響にも言及 欧州での戦争など地政学的緊張による経済分断リスクも指摘
植田日銀新総裁は落ち着いたスタート
大規模な金融緩和を継続、これまでの金融政策の点検や検証に言及 短期的には金融政策が相場変動要因となるも、中長期的には持続的経済成長が正常化のカギ
【マクロ経済動向】金融不安に直面した米国経済、景気について慎重にみるべき局面が続く
景気減速の具体的な事例が顕在化 今後も利上げの影響が出やすい領域には注意が必要 FRBの金融引き締めスタンスは維持、年内の段階的利下げ期待は時期尚早か 市場予想は楽観的か、決算発表と今後の見通しに注目 根強いインフレ、景気について慎重にみるべき局面が続く
FOMCは利上げを決定、今後の焦点はhigherからlongerへ
今後の利上げについては「可能性を示唆」するトーンに変化 パウエルFRB議長は「銀行システムの健全性」を強調 長期金利についてはピーク圏に達したか
黒田日銀最後の決定会合
「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を維持日本銀行は3月10日の政策委員会・金融政策決定会合において、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」と呼ばれる現在の金融政策運営を維持しまし...
【マクロ経済動向】米景気は浅い鈍化基調、長期化に注意
米景気先行指数、ピークアウトが鮮明 米経済は緩やかな減速に留まると予想 金利引き上げによる景気への影響 経済の調整が深刻にならないと考える理由 景気減速に備える局面で注意すべきポイント
日銀新総裁報道、持続的な成長とそれを支える金融政策が実現されるかに注目
黒田総裁の後任には、国際的な経済学者植田和男氏を起用へ、海外中銀と円滑な対話が期待される 重要なのは経済、持続的な成長とそれを支える金融政策が実現されるかに注目
FOMC、スタンス変化の兆し
今後の金融政策の焦点の変更を示唆 パウエルFRB議長「ディスインフレが現在進行中」 景気は鈍化基調を継続、市場の利下げ期待には注意が必要
IMF「緩慢な成長下でインフレはピーク」
世界経済見通しは上方修正、2023年に2.9%鈍化するも2024年には3.1%に加速 2023年、欧米の成長率は鈍化、新興国は内需が底堅い 優先課題は、引き続き物価の安定の達成 依然インフレは高位かつ上振れリスクがある