ストラテジーレポートの記事一覧
チーフ・ストラテジスト 広木隆が、実践的な株式投資戦略をご提供します。
毎週金曜日に更新
今回も「銃声が鳴ったら買え」だった
典型的なBuy on rumor, sell on fact(噂で買って、事実で売る)の逆
今後はロシアのウクライナ実効支配が既成事実化
2018年相場との類似性も金利対比の株のバリュエーションが異なる
決算前半で好業績を確認 相場底打ち確認まであと一歩
ファンダメンタルズの良さが明確な中の逆行安なら、絶好の買い場
米国株は今晩の雇用統計も波乱含み、まだ完全には気を緩められない
日本株は企業業績の堅調が決算発表で鮮明に
不感症 ‐いつか遅れて好材料に反応するだろう
事態が好転する兆しが複数見られるが市場は反応していない
タイムラグ(時間差)を伴って織り込みにいくというのがメインシナリオ
TOPIXコアの堅調さが全体に波及するか
【更新】2022年日本株相場展望
日経平均の来期予想EPSを2,385円と仮定し、PER15.5倍で約3万7000円
来年は相対感から日本株の出遅れ修正が期待できる
日経平均予想レンジは2万9000円~3万9000円
来年は冴えない相場に 日経平均の上値はせいぜい3万8000円程度 ここからわずか9000円しか上がらない、つまらない1年に
来年の日経平均の上値は3万8000円程度
マーケットに対する政治からの逆風は続く
資本主義の活力が喪失される警戒感が海外投資家離れにつながる懸念
良好なファンダメンタルズを背景に3万円回復は近い
日経平均は 10月初旬につけたボトムから右肩上がりの基調を継続
日経平均の予想EPSをPER14倍で評価しても日経平均株価は3万2000円
日本株は明らかに割安、投資環境は相対的にも良好、3万円は通過点
この先の企業業績と株価の行方
相場は極めて健全な株価形成がされている
世界景気のピークアウトで来期の企業業績は減速の予想が市場のコンセンサス
世界景気の低迷期は短く、企業業績の伸び悩みも来年度前半までくらいか
どうなる気候変動情報の開示【ESGレポート/前編】
気候変動はESGのなかのひとつであるEの、そのまたひとつに過ぎない
これまで開示基準設置機関が乱立し国際的な統一基準は確立していなかった
近年はTCFD提言に沿った内容での開示が国際標準になりつつある
どうなる気候変動情報の開示【ESGレポート/後編】
TCFDが国際標準になりつつあるのは金融機関という情報利用者の視点からの発想がより強く反映されているから
新たな国際サステナビリティ基準審議会ISSBも登場
企業が指針にできるESG情報の世界標準の明示はまだ先