松本大のつぶやきの記事一覧

相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。

毎週金曜日更新
松本大のつぶやき
立冬
今日は立冬です。冬が始まる日です。季語などでは10、11、12月が冬ですから、今日は旧暦の10月の始めに相当するのでしょうか。するとこれから1ヶ月が神無月、そのあとに霜が降りるほど寒い霜月が始まります。旧暦で考えた方がイメージに合いますね。ところでこ...
皮肉
円安論で有名な藤巻健史さんとはいろいろと仲良くさせて頂いています。成毛眞さんと3人で金融ビジネスという月刊誌で「東京金融道」という対談もしてますし、一橋大学で一緒に金融論の講義も受け持っています(私は年に2回行くだけですが)。そんな藤巻さんからの又聞...
図書館
先日、休みの日に、久し振りに図書館に行ってみました。つぶやきの読者の方からある御指摘を受けて、記述について間違いがあったかも知れないのでいろいろと調べものをしていたのです。通常は大概のことはインターネットで調べると簡単に答えが分かりますが、どういう訳...
頭の引き出し
一昨日「サブリミナル」という題で、無意識ながら実は常に起きている脳の話を書きましたが、一方で起こさなければ寝ている脳というのもあります。これはカラオケに行くといつも思います。先日社員数人とカラオケに行き、30年縛り−30年以上古い歌しか歌ってはいけな...
白ける
政府の総合デフレ対策が発表されましたが、眠くなるような内容でした。不良債権の処理案には、当初伝えられたようなパンチがありません。経済対策については、産業再生と言いますが、要は相も変わらず企業側−供給者側をどう助けるかという話で、消費−需要の刺激という...
サブリミナル
最近『刑事コロンボ』の再放送をしているようですが、昔見た作品の中で、いわゆるサブリミナル効果を利用したトリックを覚えています。友人と一緒に自分の部屋で映画フィルムを鑑賞する。そのフィルムの中にコーラが映ったコマが視認出来ない頻度で繰り返し隠されている...
投票結果
昨日の二者択一投票(竹中大臣VS銀行)は大好評でした。予想を超える反響だったので、早々に投票は打ち切らさせて頂いたのですが、午後7時頃から深夜までに1500票もの投票があり、竹中大臣の案を支持するという投票が最初から最後まで安定して約85%を占めまし...
投票
昨日各地で行われた統一補欠選挙は歴史的な低投票率だったようです。これだけ経済や外交が混迷を深めている、ある意味で政治がとても重要な時に、この現象はちょっとショックです。候補者の主張の差が分かりにくい、どれも五十歩百歩だ、結局個人の声なんか国政には届か...
ルール変更
市場金利が下がり続けているにも関わらず借入金利が上げられたこと、一度も延滞がないのに突然ローンが引き揚げられたこと、そんな経験が社会にはいっぱいあるでしょう。そんな時、個人や中小企業は「突然のルール変更は困る」と言ったでしょうか。言ったかも知れません...
年令+10
年令+10って、なんの数字だと思いますか?これは我が国の国政選挙に於ける年令別の投票率の概算値です。少なくとも70才までは、この値は実際の数字に酷似した数字になっています。「若い連中は国政に参加していない。けしからん。」と言うのは簡単です。しかし問題...
期待
期待というものは極めて取り扱い注意の代物です。特に金融市場の中に於いては、クレディビリティと並んでもっとも重大な話題の一つです。クレディビリティーとは切っても切れない関係にあるとも言えるでしょう。米国に於けるかつてのルービン財務長官やグリーンスパン連...
お金の行き場所
皆さん御存知のように日本の株価は低迷しています。TOPIXで見ると今の水準は1984年の水準と一緒です。日本の株の配当はあまり高くないので、要はこの18年間に上場企業株主にとっての株の価値の総和はほとんど変わらなかったことになります。現在東証一部の時...
役割交替
(本日のつぶやきは完全に特定サッカー・チームのファン・モードです。予め御了承下さい。)一昨日の浦和レッズの試合には感動しました。とにかく試合に勝ち、J1の首位を守ったことが何よりも重要なのですが、私が特に感心したのは、そして恐らく多くのレッズ・ファン...
改革
今の日本の礎(いしずえ)を作ったのはどの時代なのでしょう。言葉の文化はやはり古今和歌集が編まれた平安時代でしょう。万葉集よりも洗練された言葉遣いと、成熟した貴族文化が読みとれますが、新古今集(古今集から300年後、鎌倉初期)になるとちょっと技巧に走り...
実験
東証の、昔立会場のあった所の北東の隅の方に各テレビ局のブースがあります。よくテレビなどに出てくるガラス張りの丸い筒のすぐ隣です。そこへ行く為には、巨大金庫の扉のような、それは大変立派で厳重な趣の金属製のドアを開けて中に入っていくことになります。昨日も...
町名
昨日「まちとちょう」の話を書きましたが、間違えると恥ずかしいと言っておきながら早速間違えてしまいました。新宿区の北町と南町は「きたまち」と「みなみちょう」でした。元々はそう覚えていても、うっかり書き違えたりしてしまう所が本当に厄介です。東京の町名は、...
まちとちょう
日本全国の「町」は、「まち」と読んだり「ちょう」と読んだり、点々バラバラです。大体の傾向としてはフォッサマグナより北は「まち」の方が多く、西は「ちょう」の方が多いようですが、東京でも両方あります。私は町の読み方は間違えたくないのでいろいろと観察してみ...
レーベル
CD・レコード、特にジャズに関しては、プロデューサーやレーベルの色が強く出ると思います。ECMというドイツのレーベルがありますが、マンフレット・アイヒャーというプロデューサーのワンマン会社ですが、どんな楽器や編成であっても、その音の質、透明感、楽曲全...
本屋
最近インターネットの本屋さんで本を買うことが増えてきました。私はあまりしませんが、ネット・レコード店でCDをまとめ買いする人も増えてきているようです。確かに便利なのですが、やはり実際の本屋さんやレコード店の方がいいなぁと私は思ってしまいます。インター...
夜の受賞
昨晩は突然のノーベル化学賞のニュースが列島を走りました。物理学賞を受賞した小柴教授は既に10年ほど前から受賞を期待していたようで、ようやく来たかという感じだったのでしょうが、化学賞の田中耕一氏は本当に青天の霹靂だったようで、御本人の驚きの大きさに応じ...