竹中大臣が週末にダボス会議で2つのセッションをこなしました。日本経済に関して一つと、アメリカ、フランス、ドイツの金融担当大臣と一緒に世界経済に関しても一つ、マイケル・ポーターやポール・クルーグマンといった著名な学者などを交えた討論を行いました。竹中大臣は毅然とした態度でビジョンと自信を示すと同時に、他の意見もきちんと聞き入れる態度も示し、また他の先進国の大臣とも対等に渉りあい、経済大国としての威厳を保ったと思います。それは911以来世界的に「コンフィデンス」が低下している中で、日本だけでないより広い社会にとってもいいメッセージだったと思います。空手形を切ればいいとは思いません。しかしキチンと世界と対話することは日本にとって必須のことです。各国からの様々な聴衆も、希望を持ったことでしょう。いや、持たなかったかも知れません。しかし重要なことは、大臣として明らかな目的を認識し、重要な任務をしっかりと全うしようとしたことだと思います。たまには明るいニュースもあってもいいですね。(日本ではあまり報道されませんが・・・)