【米国株式市場】ニューヨーク市場
NYダウ: 49,230.71 ▼79.61 (4/24)
NASDAQ: 24,836.60 △398.10 (4/24)
1.概況
米国市場は高安まちまちとなりました。イラン戦争長期化への懸念があるなか、大型テクノロジー株が上昇し、S&P500株価指数、ナスダック総合株価指数は過去最高値となりました。
ダウ平均は9ドル高の49,320ドルで取引を開始しました。寄付き直後に上昇し、日本時間22時30分に83ドル高の49,393ドルでこの日の高値をつけました。その後、下落に転じて日本時間23時02分に224ドル安の49,085ドルでこの日の安値を付けました。以降は横ばい圏で推移し、最終的に79ドル安の49,230ドルで取引を終えました。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は398ポイント高の24,836ポイント、S&P500株価指数は56ポイント高の7,165ポイントとなり、いずれも過去最高値を更新しました。小型株で構成されるラッセル2000は11ポイント高の2,787ポイントとなり反発しました。
2.経済指標等
主要な経済指標の発表はありませんでした。
3.業種別動向
S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち5業種が上昇しました。情報技術が2.5%高となりました。一般消費財・サービスが1.4%高で続き、コミュニケーション・サービスが0.9%高となりました。一方で、ヘルスケアは1.4%安、資本財・サービスが0.9%安となりました。
4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄は30銘柄中12銘柄が上昇しました。エヌビディア[NVDA]が4.3%高で構成銘柄中の上昇率トップとなりました。AWSグラビトンプロセッサをメタプラットフォームズ[META]に提供することを発表したアマゾン・ドットコム[AMZN]が3.5%高で続き、セールスフォース[CRM]が2.8%高となりました。また、プロクター・アンド・ギャンブル[PG]は四半期決算で売上高の伸びが予想を上回り、1.7%高となりました。一方で18銘柄が下落し、メルク[MRK]が2.4%安、ベライゾン・コミュニケーションズ[VZ]が1.8%安となりました。
ダウ平均構成銘柄以外では、第1四半期決算や第2四半期の見通しを発表し、いずれも好調だったインテル[INTC]が23.6%とS&P500株価指数でトップとなる上昇率となりました。
5.為替・金利等
長期金利は前日比0.02%低い4.30%となりました。27日朝のドル円は159円台後半で推移しています。
VIEW POINT: 今日の視点
米国主要3指数は高安まちまちの展開となりました。イラン戦争をめぐる和平協議は引き続き停滞しており、先行きは不透明な状況が続いております。そんな中、週末にはホワイトハウス記者会主催の夕食会会場での発砲事件がありました。今週は日米の中銀会合があるほか、日本ではアドバンテスト(6857)や総合商社などの決算発表があり、米国でもアルファベット[GOOGL]やマイクロソフト[MSFT]などの決算発表があります。そのため、今週はイラン情勢にも引き続き注目ですが、各社の決算発表にも影響を受ける相場となりそうです。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 荒谷 義孝)
