松本大のつぶやきの記事一覧

相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。

毎週金曜日更新
松本大のつぶやき
アメリカの市場
年明け早々世界中の市場が荒れ気味ですが、今年のアメリカの市場についてちょっと考えてみました。株高はバブルではないか?長期金利は上昇するのではないか?などと最近良く耳にしますが、私は個人的にはその考え方に否定的です。グリーンスパンも再選されることになり...
豆腐と納豆
多勢の方から年賀状を頂きまして、ありがとうございました。いつもインターネットとかEメールばかり読んでいるので、久しぶりに日本古来からのいろいろな表現や漢字をいっぱい読みました。元旦という字がありますが、「旦」は地平線の上に日が出ている図ですから、元旦...
謹賀新年
あけましておめでとうございます。Y2Kもつつがなく迎えられました。本年も毎日マネックス・メールもつぶやきもお届け致しますので、何卒宜しくお願い申し上げます。
Y2K
今日は大納会です。まだ1才にもならないマネックスですが、皆様のおかげで1999年はマネックスにとって大変良い年でした。明後日からはいよいよ記念すべき2000年です。私も含めて社員多勢が大晦日も元日もY2K対策に追われ、いつもの年越とは随分違う様相です...
クイズ
以前にも書いたことがありますが、トレーダーはクイズを出すのが好きです。とっておきの問題があるので、年末の余興としてひとつ御紹介しましょう。ここにある物体と天秤があります。物体の重さは不明なのですが、1キロの整数倍で最大で40キロであることが分かってい...
靴には左右の区別があり、履き違えると当然すぐに分かります。でも子どもが大人の靴を左右履き違えても、左右の逆には気付きません。明らかに違うものであっても、ものさしのサイズが違うと、その差を計ることができない訳です。足が大きくなって(理屈で言うと靴が縮ん...
マンガ
マンガは日本だけでなく各国にもありますが、学習参考書をマンガで作ってしまうのはやはり日本だけでしょうか?昔「まんが・日本の歴史」というのがあったように記憶していますが、たしか大ベストセラーになり、その後「柳の下にドジョウが・・」的な本が随分続いたと思...
クリスマス
クリスマスはキリストの誕生記念日で、紀元1年に生まれた訳ですから明日で1998才です。しかし当然人類はそれよりもずっとずっと前からいた訳で、かつ大脳の大きさもそのかなり以前から今と変わらないでしょうから、文明が発展した歴史は人類の歴史の本当に最後のひ...
クリスマス・スペシャル
正確には天皇誕生日スペシャルですが、まぁいいでしょう。一年前のことを思い出してマネックス秘話を少々つぶやきたいと思います。去年の今頃は、まだマネックスが生まれる前です。ソニーの出井社長に初めてお目にかかってお話ししたのが11月の始めで、まだほんの2、...
髪の毛の色
年末でマーケットも随分静かになってきたようなので、昨日に続いて金融とは全く関係ない、「色」に関するつぶやきをご容赦下さい。最近髪の毛の色が随分茶色っぽい人が増えているように見えるのですが、これはみんな染めているのでしょうか?私は一つ仮説を立てたのです...
熱帯魚
本日取材でブルムバーグ社に行って参りましたが、何でも社長(マイケル・ブルムバーグ)の趣味だとかでオフィスの中に素敵な熱帯魚の水槽がいくつもありました。フト思ったのですが、熱帯魚ってどうしてあんな色とか形をしているのでしょうか?自然界のいろいろな造形に...
会計基準
世間では某外資系証券会社による仕組債の販売に絡んだ問題などが騒がれており、当局も摘発などに力を入れていますが、私は以前から日本における企業会計基準が、このような債券などを購入する動機の温床になってきたと思っています。御存じのように日本の会計基準は欧米...
企業のグループ化
企業が大きなグループの一部となるグループ化が一部で進行しているようにみえます。異なる背景を持った企業が統合する動きは、人的リソースや顧客ベースなどを補完したり効率化できるのでいいことだと思います。その一方で過剰な資本や流動性を背景に、超大企業が他の企...
均衡点
情報や流動性が完全な世界では、全ての金融商品はいわゆる「均衡点」に並びます。乱暴な言い方をすると、どの株を買おうが、債券を買おうが、たんす預金をしようが、リスクを調整した後のリターンは全て同じになるのです。しかし分散投資理論、或いはモダンポートフォリ...
アメリカ
今日、チー・フー・ファン教授が私のオフィスを訪ねてくれました。彼はアメリカにおいて金融経済学、特にデリバティブにおいて大変高名な大学教授で、私が何度か書いているLTCMというヘッジ・ファンドにも参画した人物です。LTCMの失敗の後、彼はLTCMを辞め...
売買単位
伊藤忠テクノサイエンスが東証1部に上場しましたが、株価は約5万円、1売買単位は100株ですから、取引できる単位は約500万円です。個人では中々手が出しにくいですよね。前にも書いたことがありますが、この単位株制度というのは日本の株式市場の健全な発展に大...
E・コマース
アメリカではクリスマスを控えてインターネット上のオンライン・ショッピングが今年もまた大幅に伸びそうです。しかし今朝のヘラルド紙によると実際の商品のデリバリーが遅れるという問題が出ているようです。これは新規参入者だけでなく、アマゾンなどの大手においても...
オークション
アメリカでもっとも成功しているサイトのひとつにeBayがあります。これはいわゆるオークション・サイトです。インターネットを利用したビジネスであるeコマースのほとんどがBtoC(ビジネス・トゥー・コンシューマー)と呼ばれる、企業・消費者間ビジネスである...
JWM
ドリーム・チームといわれたヘッジ・ファンド、LTCMのメンバーによる新しいファンド(JWM)の設立についてはひと月ほど前(11月11日参照)に一度書きましたが、ついに来週にはクローズする予定となりました。一度大きな傷を負ったトレーダー達が、果たしてま...
買われ過ぎ?
今朝の新聞によるとナスダックの信用売り残が過去最高に脹れ上がっているとのことです。これは近々マーケットが売られると見て信用商いでいわゆる空売りを建てている額が大きいということです。特にハイテク関連株に信用売り残が大きいようです。では果たしてマーケット...