今日は弊社でお受けする株式の注文数が普段に比べて妙に少な目でした。そう言えば今月の8日も少なかったですね。共通点は・・8日は日比谷線の事故、今日は有珠山の噴火です。やはり日中に大きな事件があると、いわゆるデイトレーダーの方はテレビの方に目が行ってしまうのでしょう。証券ビジネスはやはり水商売なのかなと感じますが、次に思うのはテレビとインターネットが融合するとどうなるのだろうかということです。プラットフォームがテレビ機とPCというように分かれてしまっているので、注意が分散されてしまうのでしょう。情報とトランザクションのプラットフォームが統一化される日が来ると、より効率的な個人生活がサポートされ得ます。
早くそういう日が来るといいですね。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。