松本大のつぶやきの記事一覧
相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。
毎週金曜日更新
スケルトン・モデル
時計などでスケルトン・モデルというのがあります。歯車がどう動いていて、どのような仕組みになっているのかが分かるようになっています。実際の商品となるとスケルトン・モデルは時計ぐらいでしょうが、ディスプレイ用ではいろいろな機械にあります。私は公開企業は、...
車の流れ
道路が渋滞するメカニズムは中々興味深いものです。高速道路はどんなに広くていい道を作っても、出路のほんのちょっとした造作や、出口の先の信号機との微妙な関係などで、スムースに流れたりいつでも渋滞したりします。見物渋滞という、これまた複雑系のものもあります...
たくあん
昨日に続いて食べ物の話を一つ。太陽の光りにあたらないと体が弱ったり、カルシウムを吸収する力が衰えたりすると言われます。以前ある総合病院でレントゲン待ちで椅子に座っていたら、目の前の模造紙に、「自分で太陽光にあたらなくても、たくあんなど十分に太陽光にあ...
タネ
食べ物の中で、中々消化しないものがあります。例えばとうもろこし。焼きとうもろこしなんて私の好物ですが、夜食べるとまた朝にお目にかかることがママあります。深く考えずに「僕のお腹はとうもろこしに弱い」などと思っていたのですが、どうも違うようです。とうもろ...
総裁選
自民党の総裁選が始まります。自民党の作ったルールで自民党から立候補した候補を自民党員が選び、その新総裁が我が国の行政府の最高責任者になります。景気回復案も構造改革案も大切ですが、もっと根本的に我が国の政治の仕組みを変えて行くような提案はないものでしょ...
行間
行間を読むという表現がありますが、恐らく日本語ほど「行間」の少ない言葉はないのではないでしょうか。これは確か坂口安吾が言っていたことの受け売りですが、日本語には二人称一つとっても数え切れないくらいの言葉があります。おまえ、君、あなた、テメエ、・・。あ...
映る
どこかに何かがあるのが見えても、それは目がそこまで伸びている訳ではなくて、網膜に映った映像を神経が感じています。遠くに見えても、実際に見えているのは目の中です。音楽もそうです。結局全てのものは、「自分」という媒体に映して、初めて認知されます。そう考え...
電子の速さ
生放送のテレビに出演する時などに控え室で待っていると、隣りのスタジオから聞こえて来る生の声の方が、目の前にあるテレビから出て来る声や画像より早いことに気づきます。音速は秒速340メートル、電子は光と同じで秒速30万キロメートル。不思議ですね。BSなん...
夕暮れ
私は夕暮れ時の景色が好きです。なんか光が柔らかくて、心なしか音や雰囲気すべてが落ち着いていて優しくて、小さい頃からとても好きでした。朝はどこか緊張感があり、空気も若干重いというか濃い気がします。カラー写真で朝の景色と夕暮れ時の景色を取ると、朝は青み(...
天気予報
この週末は晴れるでしょうか?先週末東京で雪が降った時に、一番残念がったのは花見に行けなかった人達よりもコンビニの経営者の方々ではないでしょうか?昔と違って朝早く起きてお弁当を作って出掛ける人は随分減ったことでしょう。車に乗って出掛けて、途中のコンビニ...
マネックス2才
今日はマネックスの誕生日です。2年前の今日、マネックス証券の前身である株式会社マネックスは設立されました。まだ2年しか経っていませんが隔世の感があります。一方、マネックスのホームページの「マネックスとは」に掲げているマネックスの理念は開業当時から一切...
草
植物は知能を持っているのでしょうか?意識はあるのでしょうか?昔どこかで次のような話を聞いたことがあります。部屋に植物を置き、心電図を取るような装置を付け、ある人は部屋に入る度に水を遣り、もう一人の人は部屋に入る度に葉をカッターで切る。そういったことを...
定年
大概の企業には定年制があります。それには理由がある筈です。その理由は単に高齢になると頭の回転が鈍るとか、そういうことではないと思います。何故なら高齢であられても、頭脳益々明晰という方は多勢いらっしゃいますし、当然経験だって高齢の方のほうが多く積まれて...
新年度
お役所も企業も今日から新年度です。学校も新学期は4月と決まっています。でもこれはどうしてでしょうか?陰暦で考えても、さすがに4月は一年の始まりにはなりませんし、そもそも日本では一体いつ頃からこのような制度になったのでしょう?雰囲気としては分からないで...
ベクトル
同じ点を見ていても、観測者の位置が違うと、視線の向きは異なります。極端な例を言うと、南極点を挟んで反対側に二人向き合って立つと、二人とも「真南」を見ている訳ですが、向いている方向は180度違います。これは組織にとっての方向性についても同じようなことが...
モノ・カルチャー
日本は珍しい国です。市民革命のなかった唯一の国ではないかといったことを以前につぶやきましたが、その原因はどこにあるのでしょうか。一つ考えられるのは、日本は基本的にその中に単一民族しかおらず、かつその単一民族が形成している国は日本一国しかないという、極...
港
今日、或る方に会いました(敢えて名前は伏せます)。彼は四面楚歌とも思われる状況下で、いわば孤軍奮闘しながら自らの理想を追求されています。そのようなことの維持できる根源は何なんだろうとふと考えました。「維持する」「継続する」というのがキーです。誰でも単...
桜
東京でもソメイヨシノが三分咲きほどになりました。3月の東京は他にも紅白梅、桃、しだれ桜、こぶし、木蓮と咲き乱れます。いろいろな木があり、色彩に富むのは代官町通り。桜ならやはり千鳥ヶ淵か、隅田川の言問橋の辺りが風情があると思います。桜は綺麗だなぁとばか...
やる気
前にも書いたことがありますが、マネックスには常に数名の大学生がアルバイトとしてとっかえひっかえ手伝いに来ています。(基本的に各日に来るのは一人です。)もうその性格から、興味、見た目、着ているもの、喋り方、世慣れ方、全て千差万別です。そんな彼ら・彼女ら...
赤字検討
今朝の某全国紙の一面に、某都銀「赤字検討」と見出しがありました。そもそも決算の結果って検討するものなのでしょうか?またそれを何の抵抗もなく紙面に書けてしまう今の風潮もどこか変な気がします。この調子だといずれ、XXビール今夏は売り上げ倍増を検討とか、○...