全国的な地滑り現象により、小泉純一郎氏が自民党総裁選を圧勝しました。首相公選制はまだまだ遠い将来の話でしょうが、今回の動きは長野県や千葉県の知事選と同様に、広く国民が今までの派閥的でヒエラレルキーが強く変化を厭う体制に対して不信感や諦め感を強め、とにかく「改革」を望んでいることの表れのように見えます。とかく日本の政治、特に国政は、あとから振り返ってみると間違いだらけのくせに、「無謬性、無謬性」と言って腰が引けた政策が幅をきかしてしまいます。首相になる前にはいろいろと改革的なことを言っていても、いざ首相になると間違いや批判を畏れて新たな改革へのチャレンジを怠ってしまうならば、多くの人が落胆することでしょう。
小泉氏に対する期待は、バランスの取れた政治ではなく、とにかく現体制に対する構造改革を始めることへの期待だと思います。真の構造改革への着手を、一国民として切に願います。

今日のカブセン 
「"公選制" 私の一票 届けたい!」 By 首相・・・始めの一〜歩!