小泉首相の所信表明演説を昨晩夕刊でゆっくりと読みました。私は元来政治にはあまり興味もなく、所信表明演説はもとより、日本の政治家の書いたことをしっかりと読んだのは恐らくこれが生まれて初めてです。なのでそもそも比較することはできないのですが、期待を超えた内容でした。諸策の具体的な内容についてとやかくは言いません。騙されているだけかも知れません。誰かが彼のために書いただけかも知れません。しかし変革に対する決意と、その内容を明確に国民に対して説明し、その牽制を受けようとする熱意が伝わって来ました。結果よりも、そのような新しいルールを作って行くことに価値があると思います。これが嘘ではなく、またいろいろなしがらみや圧力の中で潰されないのを願うのみです。