戸松信博の注目ポイント!中国株の記事一覧
『10万円から本気で増やす中国株』、『「世界金融危機後」に狙う中国株』の著者、戸松信博氏が中国株について熱く語ります。
隔週火曜日に更新
中国のエネルギー戦略を握る、炭層メタンの産業規模拡大
中国は世界3位の炭層メタン(CBM)の保有国で、炭層メタンの保有量は36.8兆立方メートル(m3)です。現在の確認埋蔵量はわずか1852億m3で、今後は大きな探査・開発の余地があります。中国国家エ...
2011年も好調な中国酒業セクター
2011年に入ってからも、中国のお酒の消費は依然として好調で、主要造酒メーカーの生産量と販売量は持続的拡大しています。まず、伝統的な中国のお酒である白酒を見ると、2011年第1四半期の生産...
ディフェンシブの高速道路セクターに再び脚光!?
このところ株から債券へ資金がシフトして債券価格が上昇傾向(利回りは低下)にありますが、株の世界でも電力、水道、ガスなどの公益銘柄、いわゆるディフェンシブ・ストックに注目が集まってき...
調整している高速鉄道銘柄に投資チャンスも?!
2011年2月、中国鉄道部の劉志軍部長は汚職疑惑で解任されました。そして、新しく就任した盛光祖部長が、これまでの高速鉄道の急激な発展方針を変更するのではと懸念されています。そして2011年5...
中国の医薬セクターに長期的な投資チャンスか?
4月の香港訪問では製薬会社にも訪問してきました。製薬セクターの株価は全般的に2010年末から、中国政府が薬品価格の引き下げを実施したため、調整基調となっています。中国政府は2010年12月と2...
魅力ある太陽光発電関連産業への投資の考え方
4月に香港に企業視察に行ってきました。その中で太陽光発電関連企業にも訪問したので、そのことについてお伝えしたいと思います。ちなみに、海外に行くと、原発事故が重く受け止められているこ...
将来的に魅力のある中国林業業界
2010年末時点で、中国の森林面積は約1.95億ヘクタールです。森林率は20.4%で、世界平均水準である30%を下回っています。中国の森林備蓄量は137億立方メートルで、1ヘクタール当たりの森林備蓄...
中国五大国有銀行の業績発表
中国五大国有銀行は2010年の通期決算を発表しました。5行合計で5383億元の純利益となっています。金額ベースの順位は中国工商銀行(1398)、中国建設銀行(0939)、中国銀行(3988)、中国農業...
原油価格上昇で追い風の吹く石油企業
3月28日、中国石油大手3社の1つの中国石化(0386)は2010年決算を発表しました。売上は前年比42.2%増の1.9兆元、純利益は同12.8%増の707.1億元です。原油価格の上昇は原油精製及び石油製品販...
好調な中国の建設機械業界
2010年、中国の機械産業の総生産高は前年比33.9%増の14.38兆元、売上は同34.3%増の14.06兆元となりました。総生産高の成長率は前年比17.9ポイント上昇。特に、2010年12月の単月生産高は1.48兆...
原材料価格上昇に苦しむ製紙会社だが、値上げで逆に業績は拡大する可能性も
欧州では、製紙原材料価格の上昇で、製紙会社は紙製品の価格を引き上げています。欧州大手製紙会社のSAPPIは3月からコート紙の価格を8%、コート紙以外の紙製品を6~8%値上げすると発表しまし...
中国の資源株に注目!!
2011年は資源価格上昇が大きな話題となり、このほどパリで行われたG20財務相会議でも商品高への対応策が主な議題となりました。実際のところ、今年に入ってから資源価格に関するニュースがほぼ...
医薬株は調整モードも、割安感増す
2010年11月30日、中国国家発展改革委員会は再び12月12日より一部薬品の小売価格上限を平均19%引き下げると発表しました。しかし、同発表は国内の製薬会社への影響は限定的であったため、医薬株...
香港は中国の金融引き締めで株価下落が続くが、長期で見れば買いチャンスか
2月8日夜、中国人民銀行(中央銀行)は2011年の初めての利上げを発表しました。2010年10月19日と12月25日に2回利上げが行われましたが、インフレ率が預金金利を上回るマイナス金利の状況は変わ...
中国は今後10年で水資源インフラプロジェクトに4兆元を投資!
中国では、中央政府が毎年年初に打出す一番目の政策は「一号文書」と言われます。一号文書が触れる分野はこの一年中に政府が最も重視する産業分野だとよく思われます。2011年の一号文書は水利事...
好調な見通しの半導体関連銘柄
決算発表の続いている米国では半導体関連企業の好決算がみられます。たとえば、半導体チップ製造の世界4位(インテル、サムスン、東芝の順)、テキサス・インストゥルメンツ社が44%増益でアナリ...
好景気時の低金利状況にある香港
1月14日、中国人民銀行(中央銀行)は1月20日より、金融機関の預金準備金率を0.5ポイント引上げると発表しました。今回の調整は2010年以降7度目の調整です。2010年、中国の人民元新規貸付額は20...
インフレと石炭価格に苦しむ中国の電力会社
電力セクターは少し前まで、中国株を代表するセクターの1つでした。中国経済が発展するのであれば電力は必ず必要になるため、電力セクターは中国経済の成長に比例して安定的に成長する可能性が...
2011年は3Gが本格普及か!?
中国では2009年年初から第3世代携帯(3G)のライセンスが発行されてから、三大通信キャリアは3Gのネットワークの建設とマーケティングに大きな投資を行ってきました。その結果、2010年10月まで...
大手不動産企業の業績は堅調に推移
中国では2009年後半から急激に不動産価格が上昇したため、2010年上半期から不動産市場の引締め策が採られました。これによって不動産市場全体の取引量は成長鈍化しているのですが、主要大手企業...