【米国株式市場】ニューヨーク市場

NYダウ: 49,384.01  △306.78 (1/22)
NASDAQ: 23,436.02  △211.20 (1/22)

1.概況

米国市場は主要3指数が揃って続伸となりました。前日に続き、米欧関係の悪化懸念が後退したことが買い材料となったほか、同日に発表された米国の経済指標が底堅く、この点も株式市場を支えました。

ダウ平均は続伸して取引を開始すると、序盤は方向感に欠ける展開となりました。徐々に落ち着きを取り戻し、中ごろにかけては緩やかに上昇して当日の高値である49,607ドルまで上昇しました。後半は上げ幅を縮小し、最終的には306ドル高の49,384ドルで続伸して取引を終えました。

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は211ポイント高の23,436ポイント、S&P500株価指数は37ポイント高の6,913ポイントで共に続伸となりました。

2.経済指標等

米新規失業保険申請件数は200千件と市場予想(209千件)を下回りました。また、2025年11月のPCEコアデフレータは前年同月比2.8%上昇と市場予想と一致する結果となりました。

3.業種別動向

S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち7業種が上昇しました。コミュニケーション・サービスが1.6%高でセクターの上昇率トップとなりました。また一般消費財・サービスが1.2%高となりました。一方で、4業種が下落し、中でも不動産が1.1%安となりました。

4.個別銘柄動向

ダウ平均構成銘柄は30銘柄中23銘柄が上昇しました。スリーエム[MMM]が3.1%高で構成銘柄中の上昇率トップとなりました。セールスフォース[CRM]が2.9%高で続き、決算を発表したプロクター・アンド・ギャンブル[PG]も市場予想を上回る内容が好感され2.7%高で取引を終えました。一方でメルク[MRK]が1.7%安、シャーウィンウィリアムズ[SHW]が1.6%安、ウォルマート[WMT]が1.3%安となりました。

ダウ平均構成銘柄以外では、モデルナ[MRNA]が4.1%高となりました。また、半導体のマイクロン・テクノロジー[MU]はアナリストが投資判断をアウトパフォームと評価したことから2.2%高となりました。またネットワーク機器プロバイダーのアリスタネットワークス[ANET]は8.7%高と大幅高となりました。

5.為替・金利等

長期金利は、前日から横ばいの4.24%となりました。23日朝のドル円は158円台前半で推移しています。

VIEW POINT: 今日の視点

米国市場は主要3指数が揃って続伸しました。米国株の底堅い動きを受けて、本日の日本市場は上昇してのスタートが見込まれます。日中の材料としては、2025年12月の全国CPI(消費者物価指数)の発表が予定されているほか、お昼ごろに日銀金融政策決定会合の結果が公表され、15時半からは植田総裁の会見が予定されています。また、本日の通常国会において、衆議院が解散され来月2月8日に総選挙の投開票が行われます。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)