松本大のつぶやきの記事一覧
相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。
毎週金曜日更新
金融列伝 EN
ENは私の友人です。彼は所謂「トレーダー」であり、年齢と共に仕事もよりマネジメント側に寄ってきましたが、やはり本職はトレーダーだと思います。トレーダーの仕事は何かを売買して儲けることです。どんなものでも安く買い高く売れば、利益を上げることが出来、それ...
マーケット
今日のマーケット、多くの人が違和感を感じたのではないでしょうか。 朝に発表されたGDPは、申し分のないいい数字でした。個人消費や企業設備投資などの内需を中心に高成長を記録し、全体の数字も、先進諸国の世界水準の中で比べても、素晴らしい数字だったと思いま...
エンタープルナー
ENTREPRENEUR。中学の頃に一度覚えた綴りですが、これからも決して空では書けない難しい綴りです。そのエンタープルナーが、最近日本では増えたとは云え、まだまだアメリカに比べると極端に少ない現状があります。何故でしょうか?よく云われる理由が「日本...
デビエント
"deviant"とは逸脱した人のことを指します。一般には悪い意味で使われることが多かったようですが、最近アメリカでは"positivediviant"という言葉がよく使われるようになり、ビジネスや社会貢献の領域での逸脱した好例を指し、ビジネスや社会がいい方向に発展していくた...
金融列伝 MW その2
MWはとてもキビシイ人でしたが、それは悪い意味ではなく、会社にとって必要な厳しさだったと思います。もし貴方がジャンボジェット機に乗っていたら、機長には厳しい人であって欲しいと思うでしょう。信頼に足る機長が、飛行中に操縦席を見たいと言う乗客を許しますか...
金融列伝 MW その1
MWは、つぶやきの中では「オットー(皇帝)」の別名で登場したこともあります。前職の米投資銀行で、私の所属していた部署の共同ヘッドであり、会社全体のトップ5にも入る、とてもシニアな上司でした。前職は生き馬の目を抜くウォール街の会社ですから、まさに映画に...
初主幹事
本日、当社がネット証券として初の主幹事(単独事務幹事証券会社)となる企業の、マザーズ市場への上場承認が東京証券取引所によりなされました。私たちは5年前の4月、未だネット証券によるIPO業務の可能性が一般に認識されていなかった時期に、5名の公開引受業務...
聴覚
五感については何度もつぶやきで書いてきましたが、やはり気になるテーマです。今朝、或る音楽を聴いていて、「想い出す」ことはどの「感」に喚起されるのかを考えさせられました。実は昨晩から或るCDを掛けて仕事をしていたのですが、面倒臭いので何度も何度もその同...
連休
それぞれの方が、それぞれの連休を過ごされていることと思います。私はこの会社を創ってから、まともに連休を休めたことはありません。日程的にゴールデン・ウィークに大きな作業をすることが多く、結果的にそうなっています。今年の連休も、やはり同様でした。昨日まで...
笑顔
遂に、マネックス・ビーンズ証券の業務が始まりました。正式な形でのお客様向けの挨拶は、「代表取締役社長CEO松本大からのご挨拶」としてホームページに掲載させて頂いております。また、本日はシステムの反応が遅くなることがあり、お客様には御迷惑をお掛け致しまし...
あと1日
遂に、マネックス証券、並びに日興ビーンズ証券としての最後のマーケットが閉まりました(マネックスFXは明日も開いています)。今度マーケットが開く時は、マネックス・ビーンズ証券となっています。1年も前から予定して進めてきたことなので、特別な感慨がある訳で...
あと2日
合併まであと2営業日です。胸突き八丁とはまさにこのことで、関係者全員が最後の一踏ん張りをしています。合併を通して実現されるのは、昨日のつぶやきで書いたようにお客様向けに商品・サービスが充実するだけではありません。当社の株主の皆様にとっても、合併はきっ...
あと3日
マネックスとビーンズの合併まで、営業日ベースであと3日となりました。マネックス証券も、日興ビーンズ証券も、あと丸2日でなくなり、私たちはマネックス・ビーンズ証券になります。昨日発表した決算の説明会資料の中にも書いてありますが、二社の合併の最大の眼目は...
喉に骨
土曜の晩にうなぎを食べたら、喉というか舌の付け根の辺りに骨が刺さりました。通常はご飯をあまり噛まないでゴクンと呑むと取れたりしますが、いくら頑張って呑み込んでも骨は取れません。今迄に何回かこのような事態になったことがあり、いつも箸を使って自分で取って...
対話 その2
月曜日に「対話」というタイトルで、日本に関連して最近発生した外交上の懸念について書きました。幸い、事態は思ったよりも遙かに速いスピードで、収拾に向けて進んでいるように見えます。一時的・局部的に秩序が乱れた彼の国に於いては、2日ほど前からパブリックに対...
季節感
お鮨の話は何度も書いてきましたが、今日はちょっと恨み言を一つ。昨年の暮れにお気に入りのお鮨屋さんが突然店仕舞いして以来、色々なお鮨屋さんに行ってみました。雑誌で評判の鮨屋。人から聞いた鮨屋。そして以前行ったことのある鮨屋。まるで別れた彼女の面影を探し...
株主
株主と企業の関係が、色々な形で議論されています。企業が株主のことを意識することは、とてもいいことだと思います。しかしここで気をつけなければいけないことが一つあります。昨日も書きましたが、企業が意識すべき株主は、買収者等を含めた機関投資家・法人株主では...
祭りのあと
今朝の新聞各紙の一面を飾っていた『和解』の写真は、少なくとも私には、あまり美しいものには映りませんでした。何故でしょう?三省堂の新明解国語辞典によると、和解とは「仲直りして争いをやめること。〔法律では、民事上の紛争について当事者が互いに譲歩して争いを...
対話
日本の株式市場が大きく下げました。まるで911のテロがあった時と同じような、急激なショックが市場に走っています。以前、911の時などにも書きましたが、コンフィデンス−信用−の水準が下がって、このようなことになっているのでしょう。或いはリスクに対する懸...
検定
私はこのことには明るくないのですが、なぜ我が国では教科書に検定制度があるのでしょう?これは他国でもあることなのでしょうか、それとも我が国固有のものでしょうか?教科書の内容が、近隣諸国との関係に悪い影響を与えたりしています。しかしそれは国が「検定」、即...