お盆のため、築地はお休みです。今年は14、15、16と、今日までの3日間が休市日でした。築地市場は日曜、祭日、お正月、お盆の他に、パラパラと月に2回ほど水曜日が休みになります。東京の道はお盆はガラガラに空きますが、これは元々東京に人が少ないから築地が休みになっているとも言えますが、休市日なので物流のクルマが少なくて、道が空いているとも言えます。実際に通常の水曜日なのに築地が休みの日は、微妙に都内の道は空いているものです。
休市日にお鮨屋さんに行くのは皆嫌いますが、実際には水揚げ量は年間を通して毎日ほぼ変わらない筈で、と言うことは休市日の前後は築地のお魚類の量は増える筈であり、且つお鮨屋さんのネタは必ずしも仕入れた日に使うとは限らないので(これは新鮮でないという意味ではなく、〆めたり、数日間熟成させるネタも多いからです)、実は休市日でも店によってはお鮨屋さんのネタ箱は豊富だったりします。お盆の市場三連休の前後は、実は逆に狙い目です。
ところで一昨日、昨日は二日連続で交通事故の直後の現場を見ました。道が普段より大幅に空いているのでスピード感が掴めなくて事故を起こしたのでしょうか。或いは普段都内を走っていない人だったのでしょうか。
お盆の東京は色々な意味で一風変わっていて、それはそれで興味深いものですが、明日からまた通常の都内に戻っていくのでしょう。そして季節は秋に向かっていく。このように都心の季節感は、人の動きの中に見える気がします。