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証券アナリストの長谷部 翔太郎氏が、会社四季報についての基礎知識と企業を見る指標を解説します。

アナリストが解説、会社四季報データ
コロナ禍で打撃を受けた企業を「会社四季報」2020年秋号で比較
JR東日本と三井不動産の共通点 比較その1:配当利回り 比較その2:業績状況 選択の軸によって判断を
企業の「資金繰り余裕度」を探るポイント
「ネットキャッシュ」と「手元流動性比率」で企業の資金繰り余裕度を確かめる 資本市場的視点では歓迎されない過剰な手元流動性 経済再開が進むにつれ、手元流動性の見方も変わる 今後は経営陣の成長に対する姿勢が重要な局面に
東証の市場再編で期待される企業の進化。会社四季報で先取りチェック
日経平均は23,000円台を越えるも勢い見せず 気になる東証の市場再編の行方 市場再編によって期待される企業経営の進化 会社四季報で企業の変化を確認してみよう
投資判断を導く、会社四季報を使った分析法
異業種他社のチェックポイントを「会社四季報 最新版」で確認 株式市場と会社四季報の業績見通しの違い 様々な視点から数字を確認することが重要
コロナ禍で注目!「会社四季報」2020年夏号の見どころ
なぜ会社四季報2020年夏号は注目されているのか 新刊ではここをチェックしよう!
キーエンスと三越伊勢丹、異業種の投資魅力度を比較するには
PERと業績動向とを絡めて俯瞰する 一見魅力的な三越伊勢丹、しかし業績面ではキーエンスに軍配 東証1部平均との比較で乖離具合が見えてくる
会社四季報で組み立てる、異業種比較の手法
難しい「異業種他社比較」 比較にはバリュエーションを手掛かりに 業種によって大きく異なるPER、判断の糸口は?
外出自粛の影響を受ける宅配業界、SGホールディングスとヤマトホールディングスを比較
一見似ている株価推移、しかしよく見ると・・・ 両社の違いから考えられる2つのシナリオ 市場から求められる先進的な取り組み
京セラと村田製作所、キャッシュフローから見えてくる企業特性
企業の特性を把握することで、将来の投資機会に備える キャッシュフローから手堅さが垣間見える京セラ 強烈な攻めの姿勢がうかがえる村田製作所
電子部品業界の京セラと村田製作所、どちらを投資対象にすべき?
村田製作所は短期保有型、京セラは長期保有型 コンデンサ依存度の違いが株価推移特性の違い? 業績拡大局面では村田製作所の魅力度が増す
トヨタ自動車とホンダ、最新のキャッシュフローを比較する
キャッシュフローを業績の先行指標と位置付ける トヨタ自動車のフリーキャッシュフローが大幅に増加している 会社四季報に記載のない最新状況でホンダの趨勢がわかる
続・トヨタ自動車とホンダ、どちらを投資対象にすべき?
配当利回りが高いのはホンダ 業績拡大局面でトヨタ自動車の投資魅力度が増す 下値の堅さではホンダ、アップサイドポテンシャルではトヨタ自動車
トヨタ自動車とホンダ、今、どちらを投資対象にすべき?
トヨタ自動車とホンダの株価チャートを比較すると… 株価の差の一因は業績動向なのではないか 業績が厳しそうなホンダの株価が上昇した理由
アナリストが会社四季報で同業比較をする手順
比較することで当該企業の立ち位置がより鮮明に見えてくる 株式市場は当該企業へどのような評価をしているか、競合企業と比較 企業の業績や財務状況を市場は妥当に評価しているか 企業の本質的な価値と株式市場の評価が大きく乖離していたら?
会社四季報「株価」欄で短期の値動きに惑わされない視点を持つ
3年半分の月足推移で中長期的な流れを俯瞰できる 2期分の予想PERはより現実的な独自見通しを提示 実績PERの高値平均と安値平均で株価評価のブレを見る
会社四季報「業績」欄で企業の置かれた状況を把握する
投資対象の絞り込みや保有銘柄の状況確認に重要な欄 現実性が高い業績見通しを第三者の会社四季報が四半期ごとに提示 営業利益、経常利益、当期純利益の時系列推移が一目でわかる
会社四季報「系列」欄で企業の“交友リスト”を把握する
「ヒト・モノ・カネ」のうち、モノとカネの交友関係を知る メガバンク以外の銀行はあるか、証券会社の多様性は? 仕入先・販売先の動向から企業の付加価値、依存度を見る
会社四季報「資本」欄で過去の株価動向と資本コストの動きを見る
投資を検討する時とポジション解消時に目を通す資本欄 歴史的な株価の高値と安値をチェックする2つの理由 資本コストに対する考え方を見極める
会社四季報「財務」欄で企業の「健康状態」を把握する
会社四季報で大まかに財務欄を捉える視点を 見るべきポイントは営業CFと投資CFの合計 自己資本比率が低かったり有利子負債が積み上がったりしていないか 過度なキャッシュリッチは「投資する先がない」場合も
会社四季報「株主・役員構成」欄はネタの宝庫(後編)
大株主は大まかに4者に分類される 個人が大株主なら風通しのよさや後継者プランを確認 事業会社の持ち株比率が50%以上なら当該企業は子会社に 機関投資家個々の持株比率が変化した理由を推察する
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長谷部 翔太郎
証券アナリスト
日系大手証券を経て、外資系投資銀行に勤務。証券アナリストとして、日経や米Institutional Investors誌などの各種サーベイで1位の評価を長年継続し、トップアナリストとして君臨する。外資系投資銀行で経営幹部に名前を連ねた後、現在は経営コンサルティング会社を経営する。著述業も手がけ、証券業界におけるアナリストのあり方に一石を投じる活動を展開中。著作は共著を中心に多数。