松本大のつぶやきの記事一覧
相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。
毎週金曜日更新
テイラー・スウィフト
先週はニューヨークとワシントンD.C.に出張だったのですが、帰ってきてすぐに、テイラー・スウィフトの東京ドームコンサートに行きました。因みに、皆スイフトと呼んでいると思うのですが、何故スウィフトって表記するのでしょう?気持ちはSwiftだからでしょうか。日本...
弔い上げ
今日は極めて私的なことを書き留めますがご容赦下さい。先週2月1日は、私にとって特別な日でした。49年前の2月1日に、私は兄を亡くしました。3年3ヶ月違い、4学年違いの兄は、中学3年の夏に体に痛みを覚え、10月1日に入院し、4ヶ月後に亡くなりました。私が小学5年の時...
春遠からじ
公園の白梅は微かに散り始め、一方紅梅が咲き始めました。朝の冷え込みは日によって随分違い、大体三度を境に、下回ると霜が降り、上回ると霜が降りないようですが、最近は霜のない朝が増えてきた気がします。まさに三寒四温の天候です。私は毎朝ジョギングしながらワシ...
甲辰のマーケット
ご存知のように、マーケットが熱いです。賃金が今年も上がりそうな日本。上場企業の資本コスト(株主リターン)を意識した経営が進んで来ている日本。そのように変化がある日本。そして金利は引き続き低く、かつ当面変化しそうにない日本。名目GDPが遂に上がり始めそう...
季節と祭り
この一週間ほど、急にめっきり寒くなりました。毎朝ジョギングするので、ヒシヒシと感じます。ようやく冬本格化か。と思いきや、今朝ジョギングをしていると公園の白梅がほぼ満開に咲いていました。ほんの数日前には気が付かなかったのに、一気に咲いたのでしょう。しか...
初春に思う
甲辰(きのえたつ・こうしん)の日本は、大きな天災と人災という試練と共に明けることになりました。甲辰の意味を読み解くと、新芽が古い殻を破って出て来て振動を伴いながら成長する、となり、何やら意味深でありますが、怪力乱神を語らず、黙々と、自分たちに出来る、...
2023年を想う
年の瀬です。昨年までは全営業日このつぶやきを書いていたので、納会の日に年末の挨拶を書いていたのですが、今は毎週火曜日のみにつぶやきを書いていますから、今日が今年最後のつぶやきになります。今年は私にとって、変化の多い年でした。と書くとそれっぽいですが、...
ライフ・シフト
今日は2023年12月19日。一粒万倍日です。大安です。大明日かつ天恩日です。随分重なるなぁ。そして私の誕生日です。しかも還暦の誕生日です!こんなにも重なるものか。大開運日ではありませんか!しかし還暦とは、アンビリーバブル、信じられませーん。そんな歳になった...
イスラエル・パレスチナ問題と日本
つぶやきを毎日ではなく週に一回書くようになって約半年が経ちましたが、一週間というのはとても長いとつくづく感じます。一週間前につぶやきを書いたあとに、国連のグテーレス事務総長が国連憲章99条を発動し、事務総長権限でガザ地区の停戦を求める安全保障理事会を招...
アボカド
先週キッシンジャー氏の話を書きましたが、その直後に亡くなられました。投資の神さまウォーレン・バフェットの盟友であるチャーリー・マンガー氏もその前日に亡くなられ、巨星二つ墜つ、という感じです。ご冥福をお祈りします。さて、最近一番気になったニュースについ...
聞くことと話すこと
ヘンリー・キッシンジャー、米元国務長官は、今年満100歳を迎えましたが健在で、相変わらず深い洞察をもって外交問題にコメントをしています。彼はドイツでユダヤ系ドイツ人の家庭に生まれて、ヒトラー政権下でドイツを逃れてアメリカに移住したのですが、ドイツ語なま...
世界右左
南米では左派が政権を取る流れがここ暫く続いていましたが、アルゼンチンでは右派が大統領選に勝ちました。中国との関係を見直し、親米に舵を切るとのこと。一方先月行われたポーランド総選挙では、予想を裏切って右派が伸び悩み、極右政権になることが回避され、これは...
固定概念
先日或る茶室で見た掛け軸がとても気になりました。「八角磨盤空裏走」ーはっかくのまばん、くうりをはしる。と読みます。禅宗である臨済宗が台頭してきた鎌倉時代、旧仏教の面々がその急成長に危機感を抱き、宮中清涼殿での旧仏教対臨済宗のディベートを要求し、対決が...
マルコ
今日、友人のマルコが訪ねてきてくれました。マルコはユダヤ人であり、南米コロンビアで生まれ育った人であり、普段はマイアミに住んでいます。もう20年以上の付き合いで、私の様々な人生上の悩みを打ち明けて相談をして来たこともある、掛け替えのない親友です。遠い所...
コップの中の風
この一週間でも世界はいっぱい動いています。イスラエル・パレスチナの問題はどんどん深みに嵌まっていくようで、そして多くの一般人や子供たちが酷い環境にあることを思うと、とても辛いです。何十年かぶりに映画「アラビアのロレンス」を復習がてら観てみましたが、あ...
国際法
私は一応法学部を卒業していますが、勉強もあまりしませんでしたし、成績も悪かったし、法律を仕事にしたこともありません。然しながら法とは常に関わり合いながら仕事をしてきました。そして私なりに、法の趣旨というか、いわゆるリーガル・マインドは理解しているつも...
異体験
今、ロンドンにいます。と云うか今日ロンドンに着きました。朝方は氷点下まで行ったとのことで、寒いです。4日ほどの予定で、いくつかの用事をこなします。UK・ヨーロッパ行きの飛行機は、ロシア上空を飛べなくなったために、日本を出てから北西に行かずに北東に行って...
マネックスについて
先週水曜日に、NTTドコモ、マネックスグループ、マネックス証券の3社間での資本業務提携を発表しました。マネックス証券のお客さまも、社員も、マネックスグループの株主の方々も、或いはそうではないけれどもマネックスを応援したり気に掛けて下さってる方々も、「これ...
週一回のつぶやきの悩み
毎営業日つぶやきを書くのをやめて、週に一回火曜日のみとなってから約3ヶ月が経ちました。良い点と悪い点と両方ありまして、良い点は毎日原稿の締め切りに追われずに済むことです。悪い点は、案外一週間の間に、色んなことが起きて、どんどん過去になってしまい、大勢...
資本市場立国論
久し振りに本を書きました。10月4日(投資の日です!)に東洋経済新報社から発売される予定です。「松本大の資本市場立国論:日本を復活させる2000兆円の使い方」という題名です。日本は人口も減っているので、GDPを増やすのは簡単ではない。本来は人口減を止め、更には...