週末に、久し振りに奈良に行きました。小学生の時に行った時の記憶が、今でも鮮明に残っています。9年前、2016年にも全国投資セミナーで行ったのですが、その時は本当にとんぼ返りで、神社仏閣等どこへも行けませんでした。ですから実質50年ぶりくらいの奈良になります。今回は、小学生の時にも行った東大寺、唐招提寺を訪れると共に、初めての春日大社、興福寺にも行きました。

春日大社は藤が正に満開で、山全体が藤の香りに包まれ、素晴らしい快晴でもあったので、本当に神々しいというか、穏やかで最高の雰囲気でした。お寺は、私は天平時代の仏像がとても好きなので、正にどんぴしゃりです。あの均整の取れた超人間のフォルムにとても魅せられるのです。東大寺の大仏、興福寺の仏頭、唐招提寺の千手観音。どれも圧倒的に素晴らしかったです。

そして何よりも、唐招提寺の雰囲気が、50年前の特別な感情を呼び醒ましてくれて、私にとっては極めて濃厚な時間でした。海外の観光客の方が全然いなくて、そもそも閉まる直前で空いていたことも、その雰囲気の醸成に与していたかも知れません。京都から1時間弱。奈良を再発見した週末でした。