マネックス・アクティビスト・ファンド(MAF)の運用成績が引き続き好調です。株式会社野村総合研究所が発行する野村ファンドマーク(2025年6月号)の分析では、国内株式ファンド(一般)の中で、シャープレシオ順位で、1年間で2位(相対順位は2パーセンタイル)、3年間で14位(同9パーセンタイル)となっており、16個(219本中)しかない5つ星評価のうちのひとつです。これは、MAFのネットリターンについてであり、即ち2.2%の信託報酬と、22%の成功報酬を控除したあとの数字で、この成績になっています。

シャープレシオ自体で云うと、この1年間のTOPIX(配当込み)のシャープレシオが 0.40、MAF(信託報酬・成功報酬控除後)では 1.76となっており、圧倒的に成績がいいことが分かります(リターンだけで見ると、5月末現在直近1年間でMAFが+19.60%のリターンであるのに対し、TOPIX(配当込み)は+3.58%と、市場を大きくアウトパフォームしています(この部分当社調べ))。もちろん報酬を引かないマザーファンドレベルでは、更に更に、大きくいい成績となっています。手前味噌になりますが、これは簡単なことではありません!1年だけならまぐれもあるかも知れませんが、3年でもこの成績です。繰り返しますが、しかも信託報酬・成功報酬控除後でです。組み入れ銘柄数は20社程度です。

MAFは、マネックス・アセットマネジメントが運用している投資信託ですが、その運用に対してカタリスト投資顧問が助言しています。私はカタリスト投資顧問の会長かつ投資助言委員会メンバーとして、毎日、マーケットの動向の確認、ポートフォリオに入っている会社を取り巻く環境の確認、それらに合わせたきめ細かいポートフォリオの内容の変更や増減、そして何よりも、投資対象である会社の経営陣に直接話し、会い、会社と経営の内容を理解し、そしてエンゲージメント活動として様々な議論をし、提案をし、時には株主提案も考えたりしています。MAFは、私が本当にどっぷり浸かって、運用に100%関わっているのです。

元々トレーダーだった私は、起業家となり、経営者となり、そして多くのネットワークを得たので、その経験や知識・考え方を駆使して、MAFの運用に関わっていますが、当然ですが、まだまだ知らないことばかりで、毎日が勉強であり、発見でもあります。これからもしっかりとMAFを見守ってまいりますので、皆さんも是非、MAFに興味を持っていただけると幸いです!