松本大のつぶやきの記事一覧

相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。

毎週金曜日更新
松本大のつぶやき
愛着
今日、手帳の取材を受けました。何度かつぶやきで書いたことがありますが、私は大昔から、ずっと同じ製品を毎年使っています。ドイツのridoと云う会社のもので、超極薄の手帳です。一枚の紙が蛇腹に折り畳まれていて、片面が半年分。10センチx15センチ程のビニール...
幕張
今月は幕張に行く機会が増えそうな予感がします。先ずは「シーテック ジャパン 2009」。最先端IT・エレクトロニクス総合展です。小学校の頃から秋葉原に通った私には堪りません。3Dテレビとか、一輪車を漕ぐ小型ロボットとか。他にもきっと色々な未来技術があ...
ブラジル
2016年のオリンピック。東京は惜しくも負け、開催地はブラジルに決まりました。奇しくもブラジルは、先週木曜日のマネックスグループの企業広告で登場した地です。この広告は、2019年にマネックスグループが掲載する予定の未来広告と云う建付けになっているので...
ZAKZAK
知る人ぞ知る、って誰でも知ってるでしょうか、ZAKZAKと云うサイトがあります。要は夕刊フジのネット版ですが、私はこのサイトの古くからのファンです。創業した頃から毎日のように見ているので、もう10年以上愛読していることになります。ゆるい話題がある一方で、鋭...
株式手数料自由化から10年
10年前の今日、我が国に於ける株式委託売買手数料が完全自由化されました。謂わば日本版メーデー(アメリカでは1975年5月1日)からちょうど10年目の記念日になります。当社も10年前の今日、営業を開始しました。4月に会社を創り、人を採用し、証券会社としての体...
上場企業
上場企業と普通の(非上場の)株式会社はどう違うか?日本に於いては、この2つの違いは上場しているか否かの違いだけであって、法的な枠組みや、出来ること出来ないことについては、基本的に同じであると論ぜられることが多くありました。アメリカでは基本的に、会社法...
ベジロック
ベジロックとはなんぞや?我が社のカブロボファンドの主題歌「進めカブロボ☆Fight!」も歌って下さっているサンプラザ中野くんさんが中心人物らしい。野菜や農業がメイン・テーマらしい。農林水産省も関わってる??なんでも音楽・エンターテイメントの力で「日本の農...
気が置けない
千葉の館山に、那古海岸と云う場所があります。遡ること33年、白ふんどしをして一週間の水泳学校を過ごした思い出の場所です。そこに同級生20余名で、泊まりがけで出掛けました。私にとっては33年ぶりの再訪です。土曜の午後から海岸でBBQ、夜は改築された、し...
私の税金はどこへ行く?
マネックスを創り、やがて黒字化して法人税を払い始めた時、私はとても嬉しい・誇らしい気持ちがしました。個人的にも、私は進んで税金を払う方です-と云うと当たり前のことですが、より正確に云うと、節税をしないで多めに払う方です。私はマゾではありませんが、個人...
モメンタム
5連休は如何過ごされたでしょうか?証券会社にとって、最近の年末年始もかなり短縮化してきたので、この5連休は年間スケジュールの中でも本当に長い休みでした。どんなことにもモメンタム(正確にはイナーシャ)、即ち慣性があります。動き出すと止まらない。或る方向...
切り替え
変化に対して身構えて進むか、流れに棹さして進むか。変化を前向きに捉えて前進するにしても、その心構えは二通りあるように思えます。私は変化は好きで、いつも前向きに考えようとし、かつ変化に対する心構えは後者、即ち順張りで流れに乗るタイプです。しかし今回の大...
校歌
今日、恐らく30年以上ぶりに、小学校の同級生Oさんと話しました。Oさんは資本市場に関わる仕事に携わっており、広い意味での同業者なのですが、ちょっと前までその事実を知りませんでした。ところが或る時、或るお鮨屋さんに、△△のOさんって知ってますか?と聞か...
風向き
「向かい風か、追い風か。それは、あなたの見ている方向で決まる。」-これはマネックスグループが今年の3月に打った新聞広告のコピーです。自分達で出した広告なので自画自賛になって恐縮ですが、いいコピーだと気に入っています。世間では新しい風が吹き始めました。...
音楽
最近やたら忙しく、パンパンになってきました。何で忙しいかと云うと、これが簡単には云い表せません。あっちゃこっちゃアレソレ、詳細を明らかにすることは控えますが、様々な事情とカテゴリーで、とにかく忙しくしています。で、そうなると何を求めるか?どうやってこ...
大連の英語
週末から既に東京にいるのですが、大連での話をもうひとつだけさせて下さい。2年前、初めて大連に行った時は、ボランティアで会議をサポートしている現地の大学生の英語の上手さ、或いは上手ではなくとも何とか英語を使おう、英語でサービスしようと云う強い意志に感心...
元の国際化
上海は国際金融センターになれるか?私はその前に、人民元が国際化されることが必須だと思います。元の国際化なしに、上海が国際金融センターになることはあり得ません。元が基軸通貨のひとつになるためには、中国から見た外国人が大量に安心して元を持てるようにならな...
中国の変化
今、大連で国際会議に参加しています。中国への進出をグループの重要な長期成長戦略の一つと据えている当社にとって、中国でビジネスをしようとする企業、ビジネスや資本を誘い込もうとする中国政府、中国を取り巻く環境がどう変化していくかを研究している学者、その他...
株価と裁判所
MBOに於ける株式の買い取り価格について、高裁が会社の決定した価格(それは地裁は適正だと決定しているのですが)を不当とし、会社が採用した基準価格よりもかなり過去の株価を基準とし、適当な買い取り価格を決定したとのニュースを読みました。正確には、会社の提...
お金の流れ その5・トレーディングと流動性
5回シリーズは長いですね。今日あたりは他にも書きたいことがいくつかあるのですが、乗りかかった船なので、最後まで書き切ってしまおうと思います。昨日までの4回で、日本が公的金融から抜け出せない状況、個人金融資産の中身には不安がある状況、一方日本の個人投資...
お金の流れ その4・日本の株はなぜ安いか
「政府の意志」「個人金融資産と国のバランスシート」「個人投資家は賢い」と続いてきた5回シリーズの今日は第四回です。日本の株はこの20年間、世界の株が大きく上昇したのに対して殆ど上昇してないとか、或いはその反射として割安であるとか、よくそう云われます。...