松本大のつぶやきの記事一覧
相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。
毎週金曜日更新
有価証券報告書
弊社も引受業務を始めたので、有価証券報告書の様式などを最近よく見ます。役員の経歴について、最近の様式変更によって最終学歴を書かなくてもよいようになったのですが、相変わらず生年月日は書かなくてはなりません。しかし、年齢や、例えば銀行であれば入行年次など...
小渕首相逝く
弊社のオフィスは神田にあります。昨日(日曜日ですが)オフィスでミーティングをしていると夕方から上空をヘリコプターが飛び回り始め、その音を聞いて小渕首相が亡くなられたことを知りました。ミーティングが終わる頃には辺りは暗くなり、激しい雷と雨が神田界隈を襲...
ワインの先物
日経新聞によると、パリ証券取引所が近々高級ワインの先物を上場させるそうです。これは一般的な話題として耳目を引くであろう以外に、なかなかおもしろいことが今後起こるかも知れません。そもそも先物は天候の変化などによって生産高が変わる農作物の生産者に経済的な...
リバース・モーゲージ
今朝の新聞に、都市公団の調査によるとリバース・モーゲージを利用したいと思っている人が4割いるという小さな記事がありました。皆さんリバース・モーゲージってご存じですか?高齢者向けの金融商品ですが、死亡時に住居を売却し、その価値を担保にその住居の購入費用...
市場による監視
今朝の新聞によると、米国では、連銀、証券取引委員会などが民間の金融機関幹部からなる委員会を設置し、銀行の経営内容の開示基準を年内を目処に作るようです。委員会が民間人から結成され、委員長も民間人であるので、却って各行がお互いの姿勢を意識して、率先して開...
証券取引法と商法
これは弊社のアドバイザリー・ボードにのって頂いている相田雪雄さんが常に仰っていることですが、アメリカにおいては証券取引法は連邦法であるのに対し、会社の設立に関する法律は州法であり、証券取引法の方が上位に位置しています。日本においては、証取法も商法もど...
時間を食う
子供の想像力にはびっくりさせられます。昔、塾の講師をアルバイトでしていた時に、たぶん算数の問題の解き方か何かについて話していたのだと思うのですが、「そんなやり方じゃ時間食ってしょうがないじゃないか」と私が言うと小学生の生徒が言葉のあやをふざけ始めて、...
電磁波
郵政省は、携帯電話から出る電磁波と脳腫瘍の関係を疫学調査することとしたらしい。2つ気になる点があります。1つは、携帯電話から出る電磁波だけを調査の対象として意味があるのでしょうかということです。世の中には電磁波の元となるようなものはかなり多くあるよう...
もしもし
中田などがセリアAでプレーするようになって、イタリア関係の記事もよく出るようになりましたが、日本とイタリアに共通点はあるでしょうか?麺が好きなことぐらいでしょうか。少なくとも日本の人はイタリアに対して憧れが多いように見受けられます。ファッション、料理...
出版社か電話屋か
アメリカにおいては、ISP(インターネット・プロバイダー)は出版社か、即ち検閲責任があるか、電話屋か、即ちインフラの提供者であって検閲責任がないか、という議論が盛んにされて来ました。掲示板の書き込みについて削除する責任をISPに持たせるか否か、という...
新聞とネットの違い
毎夕つぶやきを書く時、予め今日はこういうことを書こうと思っている時もありますが、大概の日は「さて何を書こうか」から始まり、ネット・サーフィンをして世の中で何が起きているのかを漁ったりします。ところがいつも思うのですが、とにかく情報が氾濫しており、かつ...
神社
私は無宗教ですが、かれこれ10年間ほど毎朝神棚にお参りをしています。二礼二拍一礼。これと言って大きな意味はないのですが、まぁ一種の縁起担ぎみたいなものでしょうか。かつてトレーディングをしている時に始めたのでしょうが、これだけ続けると中々止められません...
東京の地名 2
東京の駒込に六義園という庭園がありますが、古地図を見るとその前を通る中山道に「『デンチュウ』トイウ」と書いてあります。これは「殿中」のことです。山田風太郎さんの説によると、六義園は柳沢吉保の屋敷ですが、時の将軍綱吉は自らの彼女を館林から連れて来たお側...
天候と文化
本日九州の新聞社の方と話をしていて思い出したのですが、お国柄というのは天候などの自然の環境に大きく影響を受けるようです。これは確か司馬遼太郎か誰かの記述の中にあったと思うのですが、鹿児島県からは著名な絵画家や版画家などが多く出ていますが、文学者はとて...
東京の地名 1
東京の地名には、江戸時代の名残を残すものが多くあります。私は一時古地図を見るのに凝った時期があったのですが、中々面白いものです。東京のど真ん中、赤坂の近くに紀尾井坂という地名がありますが、これは紀伊、尾張、井伊の三家がその地にあったので、その間にあっ...
株式市場のブレと投信
今朝の日経金融新聞によると、ナスダックが急落を続けた12日までの一週間に、アメリカでは株式投信に840億ドルの新規資金が流入したそうです。一方その前の週は、36億ドルの流出だったそうです。弊社においても、今週は普段よりかなり多くの株式投信が、しかも日...
電話ベンチャー
ネットベンチャーという言葉が頻繁に使われ、記事の見出しなんかにも好まれて使われているようですが、インターネットはあくまでもインフラであって、いわば新時代の電話のようなものだとすると、この言葉もいずれ死語になるでしょう。電話が発明された頃には、電話絡み...
電子商取引ルール
通産省が、産業構造審議会に、これからの電子商取引のルールの作成について諮問するそうです。どうしたら安全に取引が出来るかの各種規格、規制を考えたり、プロバイダに対しても、そこを利用する企業の出すコンテンツに関する検閲の責任などを課す方向を検討するそうで...
日本語 その2
先週、「の」の話を書きましたが、もうちょっと考えると他にも日本語ならではないかと思えるワザがあります。やはり一音、一文字で多くのことを表す日本語の特徴です。どんぐりの歌を思い浮かべてみて下さい。「ころころ」と言うと、止まらずに転がっているイメージです...
マンガ ネット株入門
昨年末に一度マンガについて書きました(12月27日)。あの時は「マンガ・日本の歴史」や、「図解雑学・相対性理論」の話でしたが、マンガは理解を促進するという信念にのっとって、このたび「まんがでわかる ネット株入門」という漫画本を監修し、昨日全国的に発売...