マラソンにおいて、男性と女性の記録がだんだん近づいてきています。一説によると、将来同程度の記録が出る可能性もあるそうです。このようにスポーツの世界における女性の台頭は目を見張るものがありますが、最近ビックリしたのはアメリカのインディー500に女性ドライバーが出場していることです。インディー500と言えば、派手なクラッシュは日常茶飯事、最高速350キロ以上も出す、それはもう極端に荒っぽい競技です。今年のインディー500に出場した女性ドライバーは2名。うち1名は19歳の女子大生です。2人とも予選は通過しましたが、残念ながら途中でクラッシュしてリタイアしました。いやー凄いですね。こう見ると、逆に本来の女性分野への男性の進出の方が遅れているかも知れませんね。でも男のシンクロナイズド・スイミングとか見たくないですけどね。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。