松本大のつぶやきの記事一覧
相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。
毎週金曜日更新
デジタル・デバイド
電話ベンチャーという言葉がないように、ネットベンチャーという言葉もいずれ使われなくなるだろうというつぶやきを以前にしたことがありますが、近頃よく聞くデジタル・デバイドという言葉も早晩聞かなくなるでしょう。日本においては人口の約30%を超えてあるものが...
秋葉原
週末にまた秋葉原を彷徨しておりました。OSを1つ買い、他にソフトをいろいろと物色しました。取り敢えず驚きの発見はなくて、残念なようで実は一安心。次にPCを見ました。いつもノートブックばかり見ているのですが、久しぶりにデスクトップも覗いてみるとなかなか...
3年後
いろいろなメディアから取材を受けますが、受ける質問の中には答えが分かるもの、分からないものなどいろいろあります。その中で答えがないことが明らかであるという質問が一つあります。それは「マネックスの3年後は?」というものです。今はとても流動的な時代であり...
寿司ネタ
何度かつぶやきで書いているように、私は寿司が大好きですが、やはり寿司は初夏から秋にかけてがもっとも楽しい時期だと思います。稚魚がだんだん成長してくるので、小さい魚が次から次へと変わりばんこに登場してきて舌を喜ばせてくれます。基本的に寿司は冷たい食べ物...
買うか売るか
大体のものは、作るなり買うなりして、まず手元に持っていないと売ることも出来ませんが、金融商品(マーケット)は持っていなくともいきなり売ることが出来ます。勿論これは誰でも出来るわけではありませんが、プロのトレーダーに至っては売りから入らずにはいられない...
マーケット
先日、青学講堂で開かれたビット・バレー・アソシエーション主催のフォーラムで、伊藤穣一さん、作家の田中康夫さんとパネル・ディスカッションをしました。その時の議論の一つにNPO的な形の、例えば寄付という形の出資的行為の是非がありました。現状のベンチャー・...
くらげ
くらげは海月とも水母とも書きます。あの白く寒天のようにプカプカ浮く姿は、何とも言えない雰囲気があります。古事記にも、国がまだ幼くて頼りなさそうにある姿を、「海月なす漂へる時」と記述しており、古代より日本人には馴染みのある生き物だったのでしょう。また、...
記念日
毎日つぶやきを書くのも、実はなかなか大変なものです。「今日は何の日」というサイトがあり、密かにネタ探しでチェックしたりもします。聞いた話によると(昨晩テレビで話題になっていたそうですが)、1年に記念日は200以上あり6月は一番記念日が多い月なのだそで...
中国語
昨晩ディナー上での会話で大変興味深いことを知りました。中国語には時制がないというのです。主要な言語の中では恐らく中国語だけでしょう。言葉は考えるための主要な道具ですから、当然そのような大きな特徴は思想にも影響を与える筈だと私は思います。そこでふと思っ...
女性ドライバー
マラソンにおいて、男性と女性の記録がだんだん近づいてきています。一説によると、将来同程度の記録が出る可能性もあるそうです。このようにスポーツの世界における女性の台頭は目を見張るものがありますが、最近ビックリしたのはアメリカのインディー500に女性ドラ...
モンロー主義
アメリカ合衆国第5代大統領モンローは、欧州、米州間の内政不干渉をアメリカの外交政策の原則としました。孤立主義、あるいは不干渉主義と言われるこの考えは、いつしか民主主義の擁護という大義の下に、他国において予め情報を摂取し、問題が起きないように警察活動を...
色温度
週末に秋葉原でイクシー・デジタルを買いました。どうもあのような小道具には目がなくて、まだ売り切れでないのを見るやいなや手が出ていました。やはりデザインって消費意欲を引き出すのに大きな効果がありますよね。普段ならスペックを隅々までチェックするのに、殆ど...
背広
日本語は外国語をうまく取り込むことに大変長けた言語ですが、どうも昔の日本人の方が耳が良く、またセンスも良かったのではないかと思うことがあります。最近の外来語は、大概教科書的な発音(これはこう発音すべきと言うものであって、実際どう聞こえるかとはちょっと...
五十日
今、首都高速道路の上からつぶやきを書いています。いわゆる「ごとおび」で渋滞しています。これは商品の納入期限などが、1の桁が0か5の日になっているケースが多いので道が混むのだとよく言います。今は築地の市場にも月に二回ほど平日でも休みの日があって、その日...
原因と結果
ビリヤードを始める時に玉が四方に、あたかも無規則に、散っていきますが、恐らくその散り方には理由があるのでしょう。以前に風船の行方を予測することは極めて困難だという話をつぶやいたことがありますが、やはりそれも空気の密度とか、流れとか、風船の到達点という...
東京の道
東京の道を注意深く観察すると、かつてこの地がどのような地形であったかがうっすらと分かります。太田道灌が江戸城を造った時は、山というか丘陵が比較的険しく、平地を挟まずに直接今の日比谷の交差点あたりで海になだれ込んでおり、江戸城の部分を削り取って平らにし...
変な店
今日はどうでもいい話を一つ。秋葉原にはよく、と言うかほぼ恒常的に出かけます。買うものが決まっている場合もありますが、何となくぶらぶらして買うものを新たに探したり、とにかくぶらぶらして情報収集することもあります。秋葉原には当然電気関係ではいろいろなお店...
オットー その2
昨日書いたオットー氏から学んだことはいくつかありますが、その中の一つをご案内します。とにかく彼はとても忙しい人で、毎日毎日多くの難しい決断をしていた筈なのですが、いつも冷静な判断をしていましたし、様子を見るとそれほどしっちゃかめっちゃかになっているよ...
オットー
ウォール街の英雄や、伝説のトレーダーの話は何度か書きましたが、私の出身母体であるゴールドマンの英雄の話は今まで書きませんでした(ブラック博士の思い出を除いては)。今日は、ゴールドマンの仲間内でオットー(皇帝)というコードネームで呼んでいた人のことを書...
丼
丼ものは食べるだけでなくて、眺めても中々楽しいものです。私が言っているのは、器ではなく、丼の中身です。中でももっとも見応えのあるのは、正確には丼ものとは言えないかも知れませんが、ラーメンの丼です。麺がある一定の規則を持って、然しながら所々ほころんで畝...