月は、常に同じ面だけを地球に向けています。太陽の周りを回っている地球の周りを、月は自らも回りながらまた回っています。何やらいろいろなものがぐるぐるしてしまって頭がこんがらがりますが、月は地球の周りを一回公転する間に丁度一回自転するので、地球からは常に同じ面しか見えません。
これは偶然でしょうか?それとも惑星と衛星との関係は、常にこうなのでしょうか?イメージとしては、ボールに糸を付けてぐるぐる自分の周りを回しているのと同じです。この場合、当然ボールの同じ面だけ常に見えます。月は地球の重力場の中で、この例のボールのように捕捉されているのでしょうが、自転まで拘束されるのは不思議です。太陽の周りを自転しながら公転している衛星は、地球も含めて自由に自転しているようです。今日は朝から偏頭痛だったのですが、このことを考え始めたら更に痛くなってきたので、この辺で止めます。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。