昨日、アメリカの投信会社ヴァンガードが日本に進出する発表を行いました。ヴァンガードはその資産規模で世界第2位の投信会社で、その旗艦ファンドである「S&P500」はあのマゼランを抜いて世界最大のファンドとなっています。
恥ずかしながらマネックスが代行機関となり、この「S&P500」を含めてこれから次々に輸入し、日本のお客様に販売していきたいと考えています。驚いたのは、このニュースに対する各媒体の反応です。日本では、日経新聞でも7面にとても小さい記事が出ただけでした。アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルも、イギリスのファイナンシャル・タイムズも断然大きく扱っています。
ヴァンガードの特徴は、とにかくその運用に関わる費用が低いことです。一般的なファンドに比べて、3分の1程度だとも言われています。最終的には取引コストを低くすることが投資家にとって最大のメリットであるという哲学によって運用されており、その結果世界最大のファンドにまで成長した訳ですが、その哲学は弊社も倣っています。世界のニュースは、日本ではニュースになりませんでしたが、じわじわとその考え方を一緒に伝えて行きたいと思っています。