ビットコイン(BTC)最新動向と相場予想の記事一覧

マネックス証券 マネックス・ユニバーシティ 暗号資産アナリスト 松嶋真倫/マネックス仮想通貨研究所(マネックスクリプトバンク株式会社運営)がビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)に関する市況をウィークリーでお届けします。価格情報を含む今週の振返りと、来週の動向をぜひご覧ください。

毎週金曜日に更新
ビットコイン(BTC)最新動向と相場予想
金融市場と暗号資産市場で広がる懸念、BTC(ビットコイン)は2021年底値を大きく割り込む可能性も
ビットコインは金融引き締めと景気後退への懸念が強まるなか米国株とともにBTC=387万円(30000ドル)付近まで大きく下落した。その後、人気ステーブルコインであるテラUSDの崩壊とコインベース株の急落によって市場ではさらに懸念が広がり、4月の米消費者物価指数が市場予想を上回ったことも影響し、12日には米国株も続落するなかで2021年の最安値であるBTC=355万円(27500ドル)付近までも割り込んだ 来週のビットコインは、金融市場と暗号資産市場で複合的に懸念が広がるなか、さらに売りが加速した時にはBTC=310万円(24000ドル)やBTC=258万円(20000ドル)といった水準が下値として意識されるだろう。直近の上値としてはBTC=413万円(32000ドル)を意識する
BTC(ビットコイン)は米FOMC前後で乱高下する展開、米消費者物価指数に要注目
ビットコインは、米FOMCを前にFRBが大幅な利上げに踏み切るとの懸念が強まり、米国株とともに大きく下落した。米FOMCでは、利上げ幅を0.5%に留めるとともにパウエルFRB議長が今後の0.75%の利上げについては慎重な姿勢を示したことで、過度な金融引き締め懸念が後退し、BTC=520万円(40000ドル)付近まで急回復した。しかし、5日には前日の大幅高の反動もあって米国株とともに前日の上昇分を打ち消した 来週のビットコインはインフレ懸念の高まりによってさらに売りが強まることも。イーロン・マスク氏の発言には要警戒、直近上値としてはBTC=520万円(40000ドル)、下値としてはBTC=455万円(35000ドル)を意識する
BTC(ビットコイン)は過度なインフレ懸念の和らぎとともに買いが戻るか、日銀黒田総裁の発言に注目
ビットコインはウクライナ情勢の緊迫化や、それに伴う原油価格の上昇により、インフレ懸念から株式市場とともにBTC=499万円(39000ドル)付近まで下落した。しかし、節目割れを契機にたちまち急反発し、原油価格上昇の一服や米国企業の好決算を受けて一時BTC=537万円(42000ドル)付近まで上昇した 来週のビットコインは過度なインフレ懸念の和らぎとともに買いが戻るか、日銀黒田総裁の発言に注目、直近上値としてBTC=563万円(44000ドル)、下値としてBTC=499万円(39000ドル)を意識する
BTC(ビットコイン)はもみ合いを予想、パウエルFRB議長発言やテスラ決算発表に注目
ビットコインは、米国における金融引き締め加速への警戒感が強まるなか、一時BTC=490万円(39000ドル)付近まで価格を下げたが、米長期金利の上昇が一服すると、株式市場とともに反発した 来週のビットコインはもみ合いを予想、パウエルFRB議長発言やテスラ決算発表に注目、直近上値としてはBTC=540万円(43000ドル)、下値としてはBTC=490万円(39000ドル)を意識する
BTC(ビットコイン)は米金融引き締め加速への懸念から売られるも、底堅い展開を予想
ビットコインは米雇用統計の改善を受けて株式市場とともに堅調に推移したが、BTC=580万円(47000ドル)付近では上値が重くなった。その後、米ブレイナードFRB理事の発言などを受けて金融引き締め加速への懸念から急速に売りが強まった。タカ派的な米FOMC議事要旨の内容を受けて一時BTC=531万円(43000ドル)を割り込んだ 来週のビットコインは米金融引き締め加速への懸念から売られるも、底堅い展開を予想、直近上値としてはBTC=580万円(47000ドル)、下値としてはBTC=494万円(40000ドル)を意識する
BTC(ビットコイン)はレンジを切り上げるも先行き不透明のまま上値の重い展開が続くか
ビットコインは株式市場とともに堅調な推移が継続した。好材料が相次ぐなかで前回高値であるBTC=547万円(45000ドル)付近を上抜けると、ショートカバーも重なってBTC=583万円(48000ドル)付近まで価格を伸ばした。その後はウクライナ情勢への懸念が強まったことや、NFTゲーム関連で大規模なハッキング事件が起きたことで上値の重い展開となった 来週のビットコインはレンジを切り上げるも先行き不透明のまま上値の重い展開が続くか、直近上値としてはBTC=607万円(50000ドル)、さらには昨年12月の高値であるBTC=632万円(52000ドル)、直近下値としてはBTC=547万円(45000ドル)を意識する
BTC(ビットコイン)は株式市場とともに買いが続く可能性、インフレ動向がより焦点となるか
ビットコインは株式市場が回復基調となるなか堅調に推移した。ウクライナ情勢への懸念から再び売りが強まったが、大手金融機関らに関する好材料もあり、22日にはBTC=522万円(43000ドル)付近まで大きく上昇した。その後は金融引き締め加速への警戒感から上値が重くなった 来週のビットコインは株式市場とともに買いが続く可能性、インフレ動向がより焦点となるか、直近上値としてはBTC=547万円(45000ドル)、下値としてはBTC=486万円(40000ドル)を意識する
BTC(ビットコイン)は買いが戻る可能性はあるも、ウクライナ情勢の先行きはなお不透明
ビットコインはウクライナ情勢への警戒が続くなか、週初より薄商いで方向感に乏しい展開となった。米FOMCでは2018年以来となる利上げを決定したが、FRB議長が景気見通しに強気の発言をしたこともあり、通過後には安心感から上昇した。第四回目の停戦交渉で一定の進展が見られたことなども相場を後押しした 来週のビットコインは買いが戻る可能性はあるも、ウクライナ情勢を巡り先行きはなお不透明、直近上値としてBTC=498万円(42000ドル)、下値としてBTC=438万円(37000ドル)を意識する
リスクオフが継続、BTC(ビットコイン)はウクライナ情勢と米FOMC次第でさらなる売りも
ビットコインは、ロシアによるウクライナ侵攻が日に日に激しさを増すなか、株式市場とともに売り優勢の展開が続いた。暗号資産に関する米大統領令への思惑から一時急回復する場面も見られたが、発表後はセルザファクトが意識されて再び売りが強まった 来週のビットコインはリスクオフの状況が続くなかウクライナ情勢と米FOMC次第でさらなる売りも、直近上値としてはBTC=497万円(43000ドル)、下値としてはBTC=404万円(35000ドル)を意識する
ウクライナ情勢の緊迫した状況が続くも、BTC(ビットコイン)は底堅さを示すか
ビットコインはロシア・ウクライナ情勢の緊迫化を受けて売りが継続した。21日にロシアがウクライナ東部の親ロシア派2地域の独立を承認したことを受け、各国は対ロシア経済制裁を発表した。23日にはついにロシアが軍事行動を発表し、戦争の開始が意識されるなかでBTC=402万円(35000ドル)を割り込んだ 来週のビットコインはウクライナ情勢の緊迫した状況が続くも、逃避買いにより今年1月の底値BTC=380万円(33000ドル)付近では底堅さを示すか、直近上値としてはBTC=448万円(39000ドル)を意識する
BTC(ビットコイン)は米金融引き締めとウクライナ情勢により一喜一憂
ビットコインは、米消費者物価指数(1月)が歴史的な水準となったことで金融引き締め観測が高まり、株式市場とともに下落した。ウクライナ情勢を巡ってBTC=483万円(42000ドル)付近まで価格を下げたが、緊張緩和につれて反発した。しかし、バイデン大統領の発言を受けてウクライナ情勢への警戒感が改めて意識され、株式市場とともに再び売りが強まった 来週のビットコインは金融市場の懸念材料次第、リスクオフ相場は変わらず、直近上値としてBTC=517万円(45000ドル)、下値としてBTC=460万円(40000ドル)を意識する
ビットコインの値動きに振り回されないためには
2017年1月からビットコインを5年間(毎月2万円)積み立てていると? 2017年1月にビットコインをスポットで100万円相当購入していると? ビットコインの他に積立投資に向いている暗号資産は? 株式VSビットコイン、イーサリアムの積立、資産別のパフォーマンスのシミュレーション
金融市場の懸念解消とともに買いが戻る可能性、しかし上値も重いか
ビットコインは株式市場とともに買い戻し優勢の展開となった。株式市場が続伸するなかで一時BTC=446万円(39000ドル)付近まで回復した。しかし、その後は再び急落し、暗号資産関連の不正流出事件が起きたことも影響し、BTC=424万円(37000ドル)を割り込んだ 来週のビットコインは金融市場の懸念解消とともに買いが戻る可能性、しかし上値も重いか、直近上値としてはBTC=458万円(40000ドル)、下値としてはBTC=378万円(33000ドル)付近を意識する
金融市場の観点ではBTC(ビットコイン)の売り目線が続くも、業界内の動きは活発
ビットコインは米国における早期利上げ観測が高まるなか米国株とともに下落が続き、一時BTC=395万円(35000ドル)を割り込んだ。米FOMCにかけて思惑的に一時BTC=441万円(39000ドル)付近まで回復したが、米FRB議長がタカ派寄りの姿勢を明確に示すと米国株とともに再び売りに転じた 来週のビットコインは金融市場の観点では売り目線が続くも、業界内の動きは活発、直近上値としてはBTC=452万円(40000ドル)、下値としてはBTC=373万円(33000ドル)を意識する
米FOMCを控えBTC(ビットコイン)は底固めできるか、業界では好材料も
ビットコインは米早期利上げ観測を受けて米国株とともに軟調な推移が継続した。一時はBTC=481万円(42000ドル)を割り込んだが、マイニングのハッシュレートが史上最高値を更新するなど好材料も見られるなか底堅く推移した 来週のビットコインは米FOMCを控え底固めできるか、業界では好材料も。直近上値としてはBTC=492万円(43000ドル)、下値としてはBTC=435万円(38000ドル)を意識する
BTC(ビットコイン)は買い戻しが強まる可能性はあるが、上昇転換の決め手に欠くか
ビットコインは米国債利回りが上昇するなかで売りが継続し、10日には米国株の下落とともに一時BTC=458万円(40000ドル)を割り込んだ。しかし、米FRB議長の議会証言や米12月消費者物価指数の内容が市場の想定内であったことを受け、安心感から米国株とともに買い戻しが強まった 来週のビットコインは底打ち感から買い戻しが強まる可能性はあるが、上昇転換の決め手に欠くか、直近上値としてBTC=515万円(45000ドル)、下値としてBTC=458万円(40000ドル)を意識する
BTC(ビットコイン)は金融市場を見ると売り目線が強いが底堅い推移を予想
ビットコインは、米国株が連日の史上最高値となり、米国債利回りとドルが上昇するなかで金と並んで売りが強まった。5日にはタカ派的な内容の米FOMC議事要旨を受けて米国株とともに下落し、その後、米国債利回りがさらに上昇するなかでBTC=万円(43000ドル)付近まで価格を下げた 来週のビットコインは金融市場を見ると売り目線が強いが底堅い推移を予想、直近上値としてはBTC=534万円(46000ドル)、下値としてはBTC=464万円(40000ドル)を意識する
BTC(ビットコイン)は年末ポジション調整の動きでボラティリティに注意
ビットコインはオミクロン変異株への懸念から株式市場とともに下落したが、BTC=524万円(46000ドル)付近では底堅く推移した。21日には株式市場も上昇するなか大きく反発し、その後、BTC=559万円(49000ドル)付近では上値が重くなった。週末にかけては株式市場が続伸するなかで買いが入り、現在はBTC=581万円(51000ドル)付近まで上昇している 来週のビットコインは年末ポジション調整の動きでボラティリティに注意、直近上値としてはBTC=604万円(53000ドル)、下値としてはBTC=547万円(48000ドル)を意識する
米FOMCを通過も、BTC(ビットコイン)はクリスマス休暇前後の荒い値動きに警戒
ビットコインはもみ合いの展開となった。新型コロナウイルスのオミクロン変異株への懸念も広がり一時BTC=524万円(46000ドル)付近まで下落したが、その後は底堅く推移した。米FOMCではタカ派的な内容となったが、FRB議長が事前にその内容を市場に織り込ませていたため、イベント通過後には米国株とともに買いが強まった 来週のビットコインは米FOMCを通過し株式市場とともに買いが戻る可能性、直近上値としてはBTC=593万円(52000ドル)、下値としてはBTC=536万円(47000ドル)を意識する
金融市場の先行き不透明感が和らぐまでBTC(ビットコイン)は方向感が出づらいか
ビットコインは金融市場の懸念が拡大するなか一時BTC=488万円(43000ドル)付近まで暴落した。オミクロン変異株への懸念が和らぐと株式市場とともに大きく買い戻され、一時BTC=590万円(52000ドル)付近まで上昇したが、週末にかけてはアルトコイン物色の動きが強まり軟調に推移した イーサリアムは好材料が相次ぐなかBTC建てで史上最高値を更新した 来週のビットコインは金融市場の先行き不透明感が和らぐまで方向感が出づらいか、直近上値としてはBTC=590万円(52000ドル)付近、下値としてはBTC=533万円(47000ドル)付近を意識する