今週の日本株市場は、目立った材料もなく、最近の軟調な地合いが継続するだろう。

経済指標で主なものは、28日の5月の米消費者信頼感指数と31日に発表される日米の物価指数だ。日本では5月の東京都区部消費者物価指数(CPI)、米国では4月のPCE価格指数が発表される。

経済指標はあまりないが、要人発言が続く。国内では27-28日に開催される日銀金融研究所主催の国際コンファレンスで植田総裁があいさつ、内田副総裁が講演をする。米国ではクリーブランド連銀総裁とミネアポリス連銀総裁の発言機会が28日にある他、31日にはアトランタ連銀総裁がスピーチを行う予定だ。

日経平均の一目均衡表では転換線の上向きなどをポジティブに捉え、今週は雲上限が下降し、雲を抜け出ることを期待する向きもある。しかし、一目均衡表の雲のねじれは潮目の変化につながることもある。ここで切り替わる雲の下限に沿って下値模索とならないことを祈りたい。

予想レンジは3万8000円~3万9200円とする。