松本大のつぶやきの記事一覧
相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。
毎週金曜日更新
美意識
或る雑誌の企画で、佐藤可士和さんと対談しました。可士和さんは日本を代表するアートディレクター、クリエイティブディレクターです。20代、30代の生き方を語り合う対談だったのですが、その考え方には共鳴する部分が多く、とてもいい経験をさせて頂きました。可士...
伊藤のレンマ
伊藤清京大名誉教授が初代ガウス賞を受賞することになりました。ガウス賞とは初めて聞いた名前なのですが、数学のノーベル賞と云われるフィールズ賞を制定する国際数学連合が、社会の発展に役立った研究業績を残した数学者に贈る4年に一度の賞で、今回が第1回目とのこ...
イスラム・ボンド
海外の一部メディアの報道によると、日本の政府系銀行がイスラム・ボンドの発行を計画しているようです。イスラム・ボンドとは、イスラム法に則った債券のことです。イスラム社会においては、利子を得てはならないなどの決まりがあり、我々が考える通常の投資商品に対し...
甲子園
久し振りに熱くなった野球でした。決勝戦の両チーム投手に最大級の拍手を送りたいと思いますが、やはり連日連投の斎藤投手の、2回の決勝戦の最終回の速球は圧巻でした。どこからあれだけの力が湧き出てくるのか、これこそ久し振りにいい意味でぞっとする感覚を憶えまし...
タンス株
誰が付けたかタンス株。中々いいネーミングだと思います。しかし株券のペーパレス化(電子化)によって、これから2〜3年の間に証券会社の口座に預け入れないと、すぐに売却できないとか、場合によっては失権、即ち紙屑化してしまうかも知れません。最近各証券会社が、...
休市日
お盆のため、14、15、16日と、三日連続で築地市場は休みでした。昨夕、「お寿司屋さんに外国からの知人を連れて行きたいのだけど何処がいいですか?」と聞かれて、「休市日だからやめときなよ」と答えたのですが、当の本人は探検心から敢えて寿司屋に行くことにし...
花形
新約「巨人の星」が始まったそうです。少年マガジンで先週から新連載、その名も「花形」。花形満の花形です。私は未だ読んでいないのですが、ちょっと気になります。主役が飛雄馬ではなくて花形であるところに、時代の流れがあるのでしょう。今時ベタのスポ根は受けない...
転た寝
今日、久しぶりに5分間ほどデスクの上で転た寝をしました。椅子に座ったまま、机の上に顔を横にして、おでこに跡をつけて、ちょっと寝ました。なんと気持ちの良かったことか。高校生の頃は、毎日授業中に同じようにして、常に転た寝をしていました。清志郎の歌のように...
停電
今朝の東京は停電で大変でした。昔はよく停電があった気がしますが、最近は滅多にないので依存度が高くなっています。その結果ネガティブな影響も大きくなります。電気化を進めるほど一般に効率は上がりますが、同時にリスクも高くなる訳です。分散と集中と同じように、...
パソコン
今週末のビッグイベントはノートブック・パソコンの交換です。長年愛用してきた旧機は、まだピンピンに元気なのですが、社の情報セキュリティ等の要請から、新機に交換することとなりました。私は年季の入ったパソコン使いですから、このような交換はお手の物ではありま...
ダンス
先日久し振りに踊りました。所謂ダブルヘッダーで、ビジネス・ディナーを終えたあとに、NYから出張で日本に戻っていた嘗ての仲間に会いました。フルコースのあとにまた食べるのも大変ですが、久し振りの日本だというので鮨でも奢ろうと思ったのですが、先方もお腹がい...
中国A株
中国A株なるものを御存知でしょうか。一般に中国株と呼ばれ、日本から売買が出来るものは、香港証券取引所に上場している香港株です。本来の中国本土の株は、上海証券取引所と深セン証券取引所に上場している株式になりますが、これにはA株とB株の区別があります。A...
新子
新子を食べに行きましょう、と云ったら、それはお新香ですか?穴子ですか?と聞かれました。ぎゃふん!新子は新子です。コハダの子供。丁度今時分に2週間程だけ食べられる、小さくて、柔らかくて、クセがなく、しかし香りのするアオザカナ、夏の風物詩です。九州の西側...
旧知、再び
旧知の友と話し込みました。丸1日半ほど一緒にいて寝る時間も惜しんで話し続けました。久し振りに会う相手ではなく、普段からビジネスでも色々と一緒に働いている、20年来の友人です。ですから今更話すこともないようにも思われるのですが、それでも延々と話していま...
ハバネロ
自宅にハバネロがあります。元々種で買ってきたのですが、すくすくと育っています。ところが先日、水をあげない日が数日あり、ボロボロに萎(しお)れてしまいました。万事休すかとも思いましたが、水をたっぷりとあげると幸い元気に復活しました。復活した翌日、ふと気...
いいものだけを世界から
「いいものだけを世界から」はヤナセのキャッチフレーズだったでしょうか。ストーブからクルマに到るまで、まだまだ日本が欧米に大きく遅れていた時代に、「世界のいいもの」には瞠目したものです。今はストーブもクルマも、日本は世界をリードする水準のものを作ってい...
手紙
時折、直筆の手紙を書くことがあります。私は年中ほとんどの通信をEメールなどのデジタル媒体で済ましてしまう不届き者ですが、それでもたまに手紙を書きます。そして手紙を書く時は、必ず直筆です。用件を伝えるだけであれば、書き直しも簡単で、記録も残り、何より早...
変化
証券各社の第一四半期業績が出揃いました。一見なんの変哲もありませんが、悉に見ると大きな変化のうねりの中で、各社各様に奮闘している様子が見えます。ここからは、特に中長期的には、これからの新しい時代に適した、そしてお客さまに受け容れられる、新しいビジネス...
太陽光
東京の梅雨が明けました。そして太陽の光が燦々と降ってきました。当たり前のことですが、私は太陽が好きです。太陽光を浴びると、ニュートリノなどの素粒子が体を突き抜け、脳から内蔵まで全ての細胞を蘇生させていくような、そんな感覚を憶えます。週末に海辺で光を浴...
チャレンジャー
昨日のつぶやきにも書いたように、チャレンジャー・挑戦する心が私は好きです。と云うか尊敬しています。朔太郎は、確か昭和詩抄の前書きだったと思いますが、いい詩を書こうとすることよりも、詩的な人生を送ることが肝要であると云っていました。安吾も色々な文章の中...