"deviant"とは逸脱した人のことを指します。一般には悪い意味で使われることが多かったようですが、最近アメリカでは"positive diviant"という言葉がよく使われるようになり、ビジネスや社会貢献の領域での逸脱した好例を指し、ビジネスや社会がいい方向に発展していくためには、"positive diviant"の存在と、またその存在が世間に知られることが重要であると考えられるようになってきました。この考え方に、私は賛成です。
翻って最近の日本の報道を見ると、"negative diviant"の紹介ばかりではないでしょうか?そういう話ばかり聞かされていると、知らず知らずのうちに自然と、その悪い例を模倣する輩が生まれてこないでしょうか?いい話ばかり伝えてくれとは言いませんが、報道の対象は"negative diviant"だけでなくて、"positive diviant"をもっともっと伝えて欲しいと思うのは、私だけでしょうか。