コインチェックの親会社として設立したコインチェックグループを、アメリカのNASDAQに上場しているSPACと合併させ、結果コインチェックグループをNASDAQに上場させるプロジェクト。このプロジェクトにおよそ3年間、ほぼ毎日、私は力を注いできました。私も仕事人生が長いですが、同じディールに3年間取り組むのは、明らかに私史上最長です。
それは何故か?それは強い目的があるからです。web3、ブロックチェーン、暗号資産というグローバルなビジネスに於いて成長させるために、それらのビジネスや人材を買収・獲得するための世界共通の買収通貨・世界共通言語を得るために、このプロジェクトをずっと遂行してきました。
グローバルに戦う、という文脈で常に思いを馳せるのは、日本の野球です。日本の野球はアメリカの大リーグと同じルールです。(一塁、二塁、三塁、ホームという)四角ベースで、同じ球で、同じ球場のサイズで、同じカウントで、野球をやっています。だから野茂選手が出現し、イチロー選手が活躍し、そして今大谷翔平選手が大リーグで一番の大活躍をしています。三角ベースだったら、球の仕様が大きく違っていたら、サイズやカウントが違っていたら、このようには永遠にならなかったでしょう。
世界の舞台で世界共通の言語と手段を使うことで、初めて世界で戦うための入場券を得られる。そんな気持ちです。グローバルに成長することは、常に私の夢です。まだまだこれからやり遂げなければいけないことが一杯あります。頑張ります!
※松本大インタビュー記事もよろしければ参考にお読み下さい(CoinDeskJAPANのウェブサイトに遷移します)。
⇒コインチェック、米ナスダック上場の目的・グローバル戦略 メジャーで戦うために『世界共通買収通貨』を手に入れる