今日の東京は寒いです。実際の温度はそうでもないかも知れませんが、雨のせいでとても寒く感じます。先日、懇意にして頂いている或る社長さんから食事中に聞いたのですが、これは比熱のせいだそうです。な〜るほど。水分があると、比熱が大きくなるので熱を奪い易くなる。乾燥している所では、仮に零下20度とかでも、熱を奪う媒体がないのであまり寒くならない。風が吹くと話は別で、身体の回りの熱気をどんどん吹き飛ばしますから、寒く感じることになります。逆に暑い所でも理屈は一緒です。湿気の高い所では暑さは耐えられませんが、ハワイのように乾燥している所では、それほど苦になりません。サウナも同じ原理でしょう。こんな理屈は、極めて初歩的な物理の筈ですが、言われてみないと中々気付かなかったりします。理科ってやっぱり面白いですね。