昨日は夕焼けの話を書きましたが、朝焼けと夕焼けは、どうしてああも雰囲気が違うのでしょうか。
地平線に対する角度、太陽光が通過してくる大気圏内の長さ、どちらも同じ筈です。理屈で考えると同じような色合いが、単に順番だけ逆に展開するだけだと思われるのですが、どうも様子が大きく違います。朝焼けは白っぽく、夕焼けは橙色っぽいイメージがあります。夕焼けは日没後、即ち太陽が地平線より落ちてからがクライマックスですが、朝焼けは日の出後、即ち太陽が地平線より上がってからが勝負なので、実際には見ているタイミングが違い、そう錯覚するのでしょうか。或いは、大気の温度とか、塵、水蒸気の状態が朝と夕では違うので、色合いも変わるのでしょうか。
西も東も綺麗に地平線まで見渡せる場所で、一度しっかりと観測してみたいものです。しかしそういう場所では、街中と大気の状態が違うので、また違う見え方をするのでしょうか。悩みは尽きません。