ペプシコ[PEP]決算:1株利益は1.61ドルで市場予想を上回る
ペプシコは、スナックと飲料で世界をリードする企業であり、Pepsi、Mountain Dew、Gatorade、Lay’s、Cheetos、Doritosなどの著名なブランドを展開する。世界の塩味スナック市場で圧倒的な存在感を持ち、飲料分野ではコカ・コーラに次ぐ世界第2位の規模を誇る。炭酸飲料に加え、水、スポーツドリンク、エナジードリンクなど多様な製品群を展開する。インスタント食品が総収益の約55%を占め、残りは飲料による。米国では製造・流通体制の大半を自社で所有する一方、海外では飲料のボトリングを外部委託している。2024年には、総売上高および営業利益の40%を海外市場が占めた。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.
主要項目、第1四半期(1-3月期)実績
★売上高・・・前年同期比8.5%増の194.43億ドル(市場予想は189.30億ドル)
★EPS(調整後)・・・1.61ドル(市場予想は1.55ドル)
決算総括
1-3月期(第1四半期)売上高、調整済みEPSはともに予想を上回った。
今後の株価見通し
短期的には直近高値の170ドルを目指す展開が見込まれる。
モルガン・スタンレー[MS]決算:1株利益は3.43ドルで市場予想を上回る
モルガン・スタンレーは、大手グローバル金融サービス企業である。世界42ヶ国に拠点を構え、2024年末時点で従業員数は8万人を超える。投資銀行業務や機関投資家向けトレーディング業務で実績を積み、現在も強い存在感を維持しているが、収益の大半は資産運用およびウェルスマネジメント事業から得ている。直近の会計年度末時点で顧客資産残高は7.9兆ドルに達した。世界金融危機後に銀行持株会社へ再編されたことにより、預金残高で上位10位に入る銀行事業も展開しており、約4.000億ドルの顧客預金を保有している。これらの預金の多くは、ウェルスマネジメントおよび証券仲介業務におけるキャッシュスイープによるものである。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.
主要項目、第1四半期(1-3月期)実績
★収入・・・前年同期比16%増の205.80億ドル(市場予想は197.09億ドル)
★EPS(調整後)・・・3.43ドル(市場予想は2.98ドル)
決算総括
1-3月期(第1四半期)売上高、調整済みEPSはともに予想を上回った。
今後の株価見通し
短期的に230ドルを目指す展開が予想される。
ネットフリックス[NFLX]決算:1株利益は1.23ドルで市場予想を上回る
ネットフリックスのビジネスモデルは他社に比べてシンプルで、ストリーミングサービス事業に特化している。加入者数は全世界で3億人を超え、米国および海外市場全体で最大のテレビ・エンターテインメント加入者数を誇る。中国を除くほぼ全世界の人々と接点を持っていることになる。従来から定期的なライブ番組やスポーツコンテンツを避け、代わりにエピソード形式のテレビ番組、映画、ドキュメンタリーへのオンデマンドアクセスに注力している。2022年に、広告つきの定額制プランの提供を開始し、これまで収益のほぼすべてを占めてきた定額料金制プランのほかに、広告市場へのエクスポージャーを持つことになった。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.
主要項目、第1四半期(1-3月期)実績
★ストリーミング売上高・・・前年同期比16%増の122.5億ドル(市場予想は121.7億ドル)
★1株当たり利益・・・1.23ドル(市場予想は0.77ドル)
決算総括
1-3月期(第1四半期)売上高、調整済みEPSはともに予想を上回った。
今後の株価見通し
当面底値模索の動きとなろう。
バンク・オブ・アメリカ[BAC]決算:1株利益は1.11ドルで市場予想を上回る
バンク・オブ・アメリカは、米国最大の金融機関の1つで、資産額は3兆2,000億ドルを超える。カスタマー・バンキング、グローバル・ウェルス&インベストメント・マネジメント、グローバル・バンキング、グローバル・マーケットの4主要事業部門からなる。消費者向け業務には、支店網や預金受入、小売貸付商品、クレジットカードやデビットカード、小規模事業者向けサービスなどがある。メリルリンチ事業は、バンク・オブ・アメリカ・プライベートバンクと同様に、ブローカレッジやウェルスマネジメント・サービスを提供している。ホールセール業務には、投資銀行業務、法人向けおよび商業用不動産融資業務、キャピタル・マーケット業務などが含まれる。米国外でも数ヶ国で事業を展開しているが、米国市場に重点を置いている。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.
主要項目、第1四半期(1-3月期)実績
★調整後の収入・・・前年同期比10%増の302.72億ドル(市場予想は300.15億ドル)
★EPS(調整後)・・・1.11ドル(市場予想は1.01ドル)
決算総括
1-3月期(第1四半期)売上高、調整済みEPSはともに予想を上回った。
今後の株価見通し
55ドル超えから新高値更新の動きが予想される。
台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング[TSM]決算:1株利益は110.40台湾ドルで市場予想を上回る
台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー(TSMC)は、世界最大の専業半導体ファウンドリーであり、2024年には市場シェアが60%台半ばに達した。TSMCは1987年にフィリップス、台湾政府、民間投資家の合弁事業として設立され、1994年に台湾で上場、1997年には米国でADRとして上場した。規模と高品質な技術力により、競争の激しいファウンドリー業界において安定した営業利益率を維持している。ファブレス型ビジネスモデルへの移行がTSMCにとって追い風となっており、アップル、AMD、Nvidiaなどの著名な顧客陣が、最先端のプロセス技術を自社の半導体設計に活用している。従業員数は8万3,000人を超える。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.
主要項目、第1四半期(1-3月期)実績
★売上高・・・前年同期比35%増の1.13兆台湾ドル (市場予想は1.12兆台湾ドル)
★EPS(調整後)・・・110.40台湾ドル(市場予想は104.42台湾ドル)
決算総括
1-3月期(第1四半期)売上高、調整済みEPSはともに予想を上回った。
今後の株価見通し
しばらく値固めした後、更なる上値追いとなるだろう。
