初心者でもわかりやすい金融用語集
EPS
EPSとは、Earnings Per Shareの略称で、日本語では「一株当たり純利益」と訳されます。EPSは
当期純利益
当期純利益当期純利益とは、企業の一定期間(通常は1年間)の最終的な利益のことを指します。
売上高から売上原価、販売費及び一般管理費、営業外収益・費用、特別利益・損失、法人税等を全て考慮した後の利益であり、企業...
÷発行済
株式
株式株式とは、企業が資金を調達するために発行する証券の一種であり、これを購入することで投資家はその企業の所有権の一部を持つことになります。株式を保有することで、投資家は企業の利益の一部を配当として受け取る...
数の計算式で求めることができます。
この指標は、投資家が企業の収益性を評価する際に重要な基準の一つとされており、高いEPSは企業が
株主
株主株主とは、企業の株式を保有する個人または法人のことを指します。株主は、企業の所有者の一部として以下のような権利を持ちます。
1.議決権:株主総会に出席し、企業の重要な意思決定に対して投票する権利です...
にとって多くの利益を生み出していることを示しています。逆に、EPSが低い場合は、企業の収益性が低いことを意味することがあります。
EPSは四半期ごとや年間ベースで報告されることが一般的であり、企業の財務報告書に記載されています。投資家はEPSを使って、同業他社との比較を行ったり、株価が適正かどうかを判断する際の指標として利用します。