モトリーフール米国本社 – 2026年2月23日 投稿記事より
追い風を受け、2026年の業績拡大が期待されるAI関連銘柄とは
投資で最も大切なことはゆとりある老後につながる資産を築くことです。優れた人工知能(AI)関連を組み合わせ、堅実な投資ポートフォリオの中核を作ることが可能です。
筆者個人のポートフォリオで中核を占めている3銘柄はネビウス・グループ[NBIS](以下、ネビウス)、エヌビディア[NVDA]、パランティア・テクノロジーズ[PLTR](以下、パランティア)です。筆者は、これらのAI関連株は長期的な成長余地が大きく、売上高は拡大傾向にあり、将来的に力強い利益を生み出す可能性を秘めていると考えています。また、いずれの企業も世界中で急速に広がるAIプラットフォームの構築において、重要な役割を担っています。
ネビウス・グループ[NBIS]
ネビウスは恐らく、3銘柄の中で最も知名度が低いと思いますが、筆者はネビウスが長期的な資産形成において、大きな可能性があると考えています。オランダに本拠を置く同社は、フロントからバックエンドまでフルスタックのAIクラウドプラットフォームを提供するデータセンターを建設しています。これは、AIプログラムを訓練・運用する開発企業やハイパースケーラーにとって不可欠なものです。
ネビウスはAI需要の拡大に応じて、急成長してきました。同社のランレート(年換算)売上高は2025 年時点で12億5,000万ドルとなりましたが、2026年はそれが70億~90億ドルになると見込まれています。同社はまた、設備容量の増強を進めるとともに、2026年契約済み電力の見通しを、2.5ギガワットから3ギガワットに上方修正しました。
さらに、最近、ネビウスが買収したタビリー(Tavily)はAI企業やフォーチュン500掲載企業と協業するエージェント型AI検索プロバイダーです。この買収によってネビウスは、AI開発企業にエンタープライズ向けAIエージェント・システムを提供する能力が一段と強化されました。
エヌビディア[NVDA]
エヌビディアのグラフィック処理装置(GPU)に対する需要は、同社の時価総額を世界最大に押し上げ、本稿執筆時点で4兆6,000億ドルとなっています。しかし、これほどの規模に達してもなお、エヌビディアは驚異的なスピードで成長を続けています。
2025年10月25日に終了したエヌビディアの2026年度第3四半期決算では、売上高は570億ドルと、前年同期比62%増加しました。経営陣はこのうち、512億ドルがデータセンター関連の売り上げであると述べていました。また、2026年2月25日(現地時間)には同社の2026年第4四半期決算が発表されますのでその動向にも注視する必要があります。
世界最大級のハイパースケーラーであるマイクロソフト[MSFT]、アルファベット[GOOGL]、アマゾン・ドットコム[AMZN]、メタ・プラットフォームズ[META]が、2026年だけで合計6,500億ドルのAI投資計画を発表していることから、エヌビディアの売り上げは今後も増え続けると考えられます。筆者は、エヌビディアが本レポートの3銘柄の中で最も有力な投資対象だと考えています。
パランティア・テクノロジーズ[PLTR]
パランティアはAIインフラを構築していませんが、世界最高クラスのAIソフトウェアを有していると言ってよいでしょう。同社の強大なネットワークは数百もの情報源からデータを収集し、民間企業、軍事部門、政府系機関に対してリアルタイムの分析と意思決定に資する情報を提供しています。
成功の鍵を握るのが、パランティアのAIプラットフォーム(AIP)です。AIPは、大規模言語モデル(LLM)を組み込み、ユーザーが詳細なプロンプトを作成し、生成AIを通じて情報を得られるようにしています。
同社の2025年売上高は44億7,500万ドルと、前年比56%増加しました。また、2026年の売上高を71億8,200万ドル~71億9,800万ドルと予想しており、これは同60%強の増加となります。
免責事項と開示事項 記事は一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Patrick Sandersはネビウス・グループ、エヌビディア、パランティア・テクノロジーズの株式を保有しています。モトリーフール米国本社はアルファベット、アマゾン・ドット・コム、メタ・プラットフォームズ、マイクロソフト、エヌビディア、パランティア・テクノロジーズの株式を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、情報開示方針を定めています。
