チャールズ・シュワブ(SCHW)決算:1株利益は0.93ドルで市場予想を上回る

チャールズ・シュワブは、証券業務、銀行業務、資産運用業務を手掛ける金融サービス会社である。大規模な実店舗型の証券支店網とオンライン証券サイトを運営、モバイル取引機能も備え、証券業界で首位的地位を築いている。また、銀行業務、投資信託事業も展開し、独立系投資アドバイザーにサービスを提供している。顧客の預り資産残高は6兆5,000億ドル(2022年9月末現在)を超え、投資事業会社では業界最大手に属する。ほぼすべての収益が米国で生み出されている。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.

第1四半期(1月-3月期)実績

★調整後の収入・・・前年同期比10%増の51.16億ドル(市場予想は51.54億ドル) 
 
★1株当たり利益(調整済み)・・・0.93ドル(市場予想は0.90ドル) 

決算総括

1-3月期(第1四半期)の、経常収益は予想範囲内だったものの、調整済みEPSは予想を上回った。預金残高は3,257億ドルと前年比30%減少したものの、予想範囲内だった。

今後の株価見通し

先週決算発表したPNCバンクも続伸しており、シュワブ株は底練りフェーズに移りそうだ。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)決算:1株利益は2.68ドルで市場予想を上回る

ジョンソン・エンド・ジョンソンは、世界最大規模で最も多角的なヘルスケア企業である。医薬品、医療機器・診断、消費者の3部門で構成されている。医薬品、医療機器・診断の部門は合わせて売上高の80%近くを占め、キャッシュフローの大半を占めている。医薬品事業部門では、免疫、腫瘍、神経、肺、心臓、代謝疾患などの領域に重点を置いている。医療機器・診断事業部門では、整形外科、手術器具、視覚ケア、およびいくつかの小さな領域に焦点を当てている。消費者事業部門は、ベビーケア、美容、口腔ケア、市販薬、および女性の健康に焦点を当てている。地理的には、米国内で総収益の約半分が生み出される。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.

第1四半期(1月-3月期)実績

★売上高・・・前年同期比6%増の247.46億ドル(市場予想は236.38億ドル) 
 
★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・2.68ドル(市場予想は2.52ドル) 

決算総括

1-3月期(第1四半期)売上高、調整済み EPS はともに予想を上回った。事業分割を計画しているコンシューマーヘルス部門の力強い成長が寄与した。通期ガイダンスも公表し、売上高、調整済みEPSとも見通しを上方修正し、両方とも予想を上回った。 

今後の株価見通し

当面下値模索の動きが予想される。

シティグループ(C)決算:1株利益は1.86ドルで市場予想を上回る

シティグループは、100を超える国と地域で事業を展開するグローバルな金融サービス会社である。機関投資家顧客グループ(ICG)、パーソナルバンキングおよびウェルスマネジメントグループ(PBWM)の2つの主要部門からなる。主な業務は、米国での多国籍企業に対する国境を越えた銀行業務、投資銀行業務およびトレーディング、ならびにクレジットカードサービスである。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.

第1四半期(1月-3月期)実績

★総収入・・・前年同期比12%増の214.47億ドル(市場予想は199.42億ドル) 
 
★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・1.86ドル(市場予想は1.65ドル) 

決算総括

1-3月期(第1四半期)収入、調整済みEPSはともに予想を上回った。金利上昇で純受取利息(NII)が予想以上に増加した。トレーディング収益は債券・為替・商品(FICC)のトレーディング収入が好調だった一方、株式トレーディングは予想を下回った。

今後の株価見通し

利息収入増加は評価も預金残高が下振れ、底値固めの推移となろう。

バンク・オブ・アメリカ(BAC)決算:1株利益は0.94ドルで市場予想を上回る

バンク・オブ・アメリカは、米国最大の金融機関の1つで、2兆5,000億ドル以上の資産を保有している。カスタマー・バンキング、グローバル・ウェルス&インベストメント・マネジメント、グローバル・バンキング、グローバル・マーケットの4主要事業部門からなる。消費者向け業務には、支店網や預金業務、小売貸付商品、クレジットカードやデビットカード、小企業向けサービスなどがある。メリルリンチ事業は、バンク・オブ・アメリカ・プライベートバンクと同様に、ブローカレッジやウェルス・マネジメント・サービスを提供している。ホールセール業務には、投資銀行業務、法人向けおよび商業用不動産融資業務、キャピタル・マーケット業務などが含まれる。米国外でも数カ国で事業を展開しているが、主に米国に注力している。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc. 

第1四半期(1月-3月期)実績

★調整後の収入・・・前年同期比13%増の263.91億ドル(市場予想:253.19億ドル) 
 
★1株当たり利益(調整済み)・・・0.94ドル(市場予想0.82ドル)

決算総括

1-3月期(第1四半期)の経常収益、調整済みEPSともに予想を上回った。債券・為替・商品(FICC)のトレーディング部門が予想以上に好調だった。また、純受取利息(NII)も予想を上回っている。注目の預金残高は3%減に留まり、3月末時点で1兆9100億ドルと、予想(1兆8800億ドル)を上回っている。ボースウィックCFOは声明で「経常収益の伸びは好調な純利息収入(NII)と、営業およびトレーディングの最良の四半期の一つを反映した」と述べた。

今後の株価見通し

短期的には34ドルを目指す展開が予想される。

ネット・フリックス(NFLX)決算:1株利益は2.88ドルで市場予想を上回る

ネットフリックスは、オンディマンドのストリーミング動画サービスを、中国を除く世界のほとんど全ての国々で提供している。収益は、主にサブスクリプション・サービスから生み出されている。自社オリジナル作品や他社制作のコンテンツを、パソコン(PC)やインターネットに接続されたテレビ、タブレット端末、コンソール型ビデオゲーム機、Apple TV、Roku、Chromecastなどの家電製品を通じて配信している。世界最大規模のSVOD(定額制動画配信)プラットフォームを展開し、加入者数は2億2,000万人を超える。
出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.

第1四半期(1月-3月期)実績

★ストリーミング売上高・・・前年同期比3.7%増の81.6億ドル(市場予想は81.8 億ドル)
 
★1株当たり利益・・・2.88ドル(市場予想は2.86ドル)

決算総括

1-3月期(第1四半期)売上高、調整済みEPSは予想範囲内となったものの、新規加入者数が予想を大きく下回った。北米を始めとした各地域で鈍化が示され、同社の将来に対する懸念が高まっている。ガイダンスも公表し、第2四半期は予想を下回る見通しを示した。

今後の株価見通し

短期的には34ドルを目指す展開が予想される。