ドル円 の記事一覧

吉田恒の為替デイリー 【為替】ユーロ高・米ドル安は終わったのか?
ユーロ/米ドルは6月まで6ヶ月連続「陽線」となったが、7月に入って上げ渋りが目立ってきた。 短期的な「上がり過ぎ」懸念などからユーロ/米ドルの上昇は、目先的には一段落した可能性があるだろう。ただ、米ドルの信認低下に伴うユーロ高・米ドル安の流れ自体は変わらないのではないか。
吉田 恒
今週の為替相場予想(テクニカル分析) 【為替】「8月1日」後を見据え、日米・米欧間の関税協議の行方を見守る流れへ
現在のファンダメンタルズ:短期的には米金利上昇による米ドル買いの動きに 米ドル/円チャート(週足)、移動平均線上抜け1週目 米ドル/円チャート(日足)、米ドル買いの流れが続けばゴールデン・クロスでの買いを中心に検討か ユーロ/米ドルは買いトレンド継続もいったん調整入りの踊り場に ユーロ/円の長期トレンドもユーロ買い継続も調整が近いか
山中 康司
吉田恒の為替デイリー 【為替】ヘッジファンドはどこまで円を売るか?
ヘッジファンド(以下ヘッジF)の記録的な円「買われ過ぎ」が修正されてきた。この円「買われ過ぎ」修正に伴う円売りは、この先の円安の行方でも鍵になるだろう。 ヘッジFが記録的円買いに至った裏には、トランプ政権の通貨政策の影響があるとみられることから、さらに円売りに動くかは米通貨政策を考える手掛かりとしても注目したい。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】2024年7月の「円安大転換」を振り返る
ちょうど1年前の2024年7月11日、日本経済の衰退化に伴う「構造的円安」でもう止まらないとされていた円安は、161円から急反転となった。きっかけは、「米国の反対でもうできない」という見方もあった日本の通貨当局による円安阻止の米ドル売り介入が行われたことだった。この円安大転換について振り返る。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】金利差との関係が異常な投機円買い
日米金利差(米ドル優位・円劣位)は一時より縮小したものの、なお大幅な円劣位が続いているが、その一方でヘッジファンドなど投機筋は円買いの大幅な拡大に動いた。この金利差と円買いのやや「異常」とも言えそうな関係の背後には何があるかを考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】「7月の円高」、2025年は違うのか?
2024年まで3年連続で「7月の大幅円高」が繰り返された。主因は夏休み前に、過大な円売りポジションを整理することに伴う円買いの増加だったのではないか。 そうであれば、2025年は逆に過大な円買いポジションと見られることから、むしろ「7月の円安」になるかについて考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】ユーロ安になる理由とは?(対円編)
ユーロ/円の上昇が続いている。この背景を確認した上で、今後の行方について考えてみる。
吉田 恒
今週の為替相場予想(テクニカル分析) 【為替】主要国の関税猶予期限後の動向に注目
現在のファンダメンタルズ:目先の安値も高値も見てもみあいに 米ドル/円チャート(週足)、移動平均線をレジスタンスとする流れ 米ドル/円チャート(日足)、7月3日にゴールデン・クロス ユーロ/米ドルは買いトレンド継続もスピードが速い点には注意 ユーロ/円の長期トレンドもユーロ買い継続だが短期調整には注意
山中 康司
吉田恒の為替デイリー 【為替】ユーロ安になる理由とは?(対米ドル編)
ユーロ高・米ドル安が続く中で、これは「米ドル離れ」という「構造的米ドル安」の影響もあるため、まだまだ続くとの指摘もあるようだ。 日本経済衰退を受けて円安は止まらない「構造的円安」論に似た印象がある。米ドル離れとユーロ高の関係を再確認してみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】「歴史的円安」1周年で何が変わったか
2024年7月、米ドル/円は161円まで上昇し、「歴史的円安」と呼ばれた。 あれから1年が過ぎる中で、足下の米ドル/円は140円台へ反転した。 この1年の「歴史的円安」反転で何が変わったかを検証する。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】ユーロ高が「止まる理由」はあるか?
ユーロ高が止まらない。これに対してECB利下げや、ましてやユーロ売り介入を検討するのはまだまだ先の話だろう。 最も早くユーロ安への反転をもたらす可能性があるとしたら、それは夏休み前のポジション調整のユーロ売りではないか。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】139円で円高トレンドは終わったのか
2024年7月161円から始まった今回の米ドル安・円高トレンドは、2025年4月の139円で早々に終わったということは果たしてあるのか。 過去の米ドル安・円高トレンドの実績を参考にするとその可能性は低く、139円は更新される可能性が高いのではないか。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】ヘッジファンドは「ベッセントの代理人」?
トランプ政権開始から、ヘッジファンド(以下ヘッジF)の米ドル/円の売買には、合理的には理解しにくい動きが目立つ。 しかしこれをベッセント財務長官が主導する通貨政策の立場から見るとかなり満足できる結果なのではないか。 両者の連携は予想以上に強く、ヘッジFは「ベッセントの代理人」のようにも見える。
吉田 恒
今週の為替相場予想(テクニカル分析) 【為替】関税協議に焦点が戻るも決着には時間がかかるか
現在のファンダメンタルズ:米軍軍事介入後と次期FRB議長の話で米ドル安に 米ドル/円チャート(週足)、移動平均線を上抜けできず 米ドル/円チャート(日足)、6月26日にデッド・クロス ユーロ/米ドルは買いトレンド継続、逆張りには注意のスタンスで ユーロ/円の長期トレンドはユーロ買い継続、当面は週足ターゲットへの到達を見る流れ
山中 康司
吉田恒の為替デイリー 【為替】「悪い米金利上昇」は再来するのか?
いわゆる「トランプ減税」の成立を目指す議会審議が続いている。ではこれが成立した場合、金融市場はどう反応するか。 トランプ政権1期目の減税案成立は、「政権最大の成果」とされたものの、間もなく起こったのは米金利上昇の一方で、米国株と米ドルが急落するという「悪い金利上昇」だった。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】「中東有事」が円売りになった理由
イスラエルとイランの軍事衝突という今回の「中東有事」局面では米ドル買い・円売りの反応となった。 株価が下落するリスクオフ局面で、代表的な「安全資産」とされるスイスフランが買われたのに対し、円が売られた理由について明らかにする。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】148円から円安が円高に反転した理由
緊迫した中東情勢が続く中で148円まで米ドル高・円安になった動きは「有事の米ドル買い」との説明が目立った。では、その後米ドル安・円高に反転したのは、イスラエルとイランの停戦で「有事の米ドル買い」が逆流したためなのか。もう少し詳細に検証してみたい。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】続・失業率で考える7月FOMCの利下げ
6月20日のウォラーFRB(米連邦準備制度理事会)理事に続き、6月23日にはボウマンFRB副議長が7月FOMC(米連邦公開市場委員会)での利下げ支持を表明した。 これはトランプ大統領からの相次ぐ利下げ要請に対する政治的配慮に過ぎないのか。私は、7月初めに発表される6月米失業率の結果次第で、7月の利下げ再開に現実味があるのではないかと思う。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】「原油高=円安」シナリオを考える
イスラエルとイランの軍事衝突、それに米国も参加するなど中東情勢の不穏さが広がっている。これを受けた原油価格の急騰は、原油輸入依存の高い日本ということで円売り材料視される。では「原油高=円安」はこの先どこまで広がる可能性があるかを考えてみる。
吉田 恒
今週の為替相場予想(テクニカル分析) 【為替】米国の軍事介入は悪材料、衝突長期化のリスクも浮上
現在のファンダメンタルズ:米ドル自体は「有事のドル買い」とも言えない流れ 米ドル/円チャート(週足)、移動平均線に接近 米ドル/円チャート(日足)、6月16日にゴールデン・クロス ユーロ/米ドルは買いトレンド継続も短期調整入りに注意 ユーロ/円の長期トレンドはユーロ買い継続
山中 康司