ストラテジーレポートの記事一覧
チーフ・ストラテジスト 広木隆が、実践的な株式投資戦略をご提供します。
毎週金曜日に更新

カタリストは為替
若者の流行り口調で言えば、「やっぱ為替じゃね?↗」という感じか。どうでもいいが、この中途半端に語尾を上げる言い方、なんとかならないものか。聞いていて非常に不愉快である。今日、TOPIX...
カルフォルニア土産 その1
一足早く夏休みをとって米国西海岸カルフォルニアに行ってきた。大昔にアルバート・ハモンドが唄った『カルフォルニアの青い空』の原題は、"ItNeverRainsInSouthernCalifornia"、直訳すると南カ...
この半月余りの相場を覚えておこう
今日7月15日。日経平均は3日続伸し、前日比78円高の2万463円で終えた。この半月余りの動きはいったい何だったのだろう。いや、これこそが相場そのものである。7月1日付レポート「株価の決まり...
上げ100日、下げ3日
今朝、テレビのニュース番組で日本株の見通しをコメントした。今日の日経平均の予想レンジを1万9200円-1万9600円と提示した。キャスター:昨日も上海株急落です。まずこの状況をどのようにご覧...
本日の急落について
本日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落。終値ベースで6月18日以来、およそ3週間ぶりに節目の2万円を下回り、5月15日以来、ほぼ2カ月ぶりの安値で終えた。下げ幅は2013年6月13日(843円94...
ギリシャがユーロ離脱する可能性は低い
学校給食費の未納が3カ月間続いたら、給食の提供を停止します。その間は弁当を持参させてください。 - 埼玉県北本市の中学校が、保護者に通知を出したところ該当者全員が納付するか、納める...
株価の決まり方 ギリシャ危機と株主価値
どんなものについても言えることだが、「価値」=「価格」ではない。では、まったく「価値」を無視して「価格」がつけられるかと言えば、そうではない。特に市場性のあるものの価格は、それだけ...
ギリシャ問題の帰趨
コンピュータの能力は、人間のプロ棋士と互角の勝負ができるところまで発達している。対局の勝負になると、まだ人間の棋士に分があるようだが、先の手を読む能力では、当然のようにコンピュータ...
1年前から約束されていたバブル超え
今日、日経平均は4日続伸で始まり、寄り付きからITバブル時につけた高値である2万833円を抜いた。セオリーで言えば、目標達成感から一旦、利益確定売りに押されて反落となるところだが、「そ...
最高の結果となったFOMC
昨日、日経平均は4日続落し、1カ月ぶりに2万円の大台を割り込んだ。「市場は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果をみて弱気になり、ギリシャ金融支援問題を懸念してリスクオフに傾いた」という...
金利からみた日本株の優位性
日本株が底堅い。昨日も日経平均は200円安まで売られた後、結局16円安まで戻して引けた。今日も大引けは約130円安だが、ギリシャ不安やFOMCを控えた状況のなか下げ渋ったほうだろう。...
疾風に勁草を知る
私の履歴書日経新聞に月替わりで連載される「私の履歴書」。先々月はニトリの創業者・似鳥昭雄氏の「履歴書」が大きな反響を呼んだ。起業家や芸術家など、凡人の枠に収まらない波乱万丈な物語は...
大相場ではテクニカルは無益
一貫性というのは、想像力を欠いた人間の最後のよりどころである。(オスカー・ワイルド)不発に終わったセル・イン・メイ今日から6月相場入りである。さんざん「セル・イン・メイ(5月に売れ)...
日本株 10連騰 堅調さの背景
日本株が堅調である。日経平均は今日で10連騰。80年代後半のバブル相場真っ只中の88年2月以来、27年ぶりの記録である。つい先日は東証1部の時価総額が89年末のバブル期の水準を超えて過去最高...
明明白白なこと - 銀行株と保険株が強い理由
銀行株、保険株をはじめとする金融セクターのパフォーマンスが良好である。東証33業種の年初来上昇率ランキング(グラフ1)を見ると、トップは「その他製品」。これは「その他製品」指数に37%...
米国の長期金利は上昇するか?
ジョンブル(イギリス人のこと)は、たいていのことは我慢するが、2分の利子率には我慢できない (ジョン・メイナード・ケインズ)雇用統計で遠のく利上げ観測先週金曜日、日本時間の夜9時30分...
ユーロ安に一服の兆し
自動車株が冴えない。先週、日経平均は15年ぶりに2万円の大台を回復したが、そのけん引役は金融株である。月初来の業種別リターンを見ると、金融業が上位に並ぶ一方で、自動車や機械などはワー...
銀行株 グローバルな比較優位
昨日、日経平均が終値で2万円を回復して引けた。そのことに関してレポートを書かないのか?と複数の筋から聞かれたが、答えは14日付けのレポートで述べた通りである。<日経平均2万円台回復とい...
ここから何を買うか
上げ相場についていけない。押したら(調整したら)買おう、と思っていても、「押し目待ちに押し目なし」の展開が続いていた。ところが、いざ相場が下がると、今度は悪材料ばかり目につくように...
日経平均2万円台回復 この先の展望は
テレビのニュース番組に出演した。日経平均が2万円をつけたので、てっきり拡大版の株の見通し特集が組まれるものだと思っていた。前回、1万5000円をつけた翌日に出演した時がそうだったので、て...